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谷口博章さん
先月、ボストンマラソンで川内選手が優勝した。
アフリカ勢の優勝が続くマラソンで
日本から来た公務員ランナーの快挙は
アメリカのメディアでも大きく取り上げられた。
来春からはプロに転向するとのこと、ますます活躍してほしい。

さて、こちらワシントンDCでは
公務員ランナーならぬ公務員ピアニストの話題である。
昨年8月、ワシントン国際ピアノアーティストコンクールで
(世界中のアマチュアピアニストが集まるコンクール)
1位に輝いた谷口博章さん。
その谷口さんが西宮市の職員、つまり公務員ピアニストなのだ。

優勝者は翌年、ワシントンでソロコンサートを開ける。
先日、そのコンサートがあり 家族で行ってきた。

会場に着き、谷口さんに挨拶をした。
蝶ネクタイの礼装姿がビシッと決まっている。
柔らかな顔からいい緊張感が伝わってきた。

1曲目が終わり、谷口さんが立ち上がってマイクを握った。
お礼を述べた後、東日本大震災のことを少し話した。
谷口さんは震災の翌月に市役所職員として
南三陸町に2週間派遣されたのだそうだ。
そして最終日の業務終了後にミニコンサートを開いた。
谷口さんからいただいたチラシに、その時の写真が載っていた。
コンサート用の服ではない、スーツでもない、
作業着の上に反射テープが付いたベストという出で立ちでピアノを弾いている。

その直後に弾いた「ふるさと」。
胸にしみた、これは。

続くショパンのノクターン第13番や最後のリストの伝説第2番など
壮大な曲に会場は大いに盛り上がり
拍手と笑顔につつまれた温かいコンサートだった。
「今までで最高の出来でした。」という高揚した声、
喜びと輝きに満ちた谷口さんの表情が忘れられない。

IMG_3152_convert_20180505031030.jpg
               谷口さんからいただいたチラシ。
              
現在も南三陸支援の
チャリティーコンサートを続けている谷口さん。
これからも応援しています。


Posted by 船長
category:人   系
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