別のベクトル
中学生の頃から、朝はだいたいパンを食べる。
家ではほぼ毎日ベーグルだ。
ベーグルというのは、ドーナツ型の
歯ごたえがしっかりしたパンである。

娘が生まれる前、新たな土地で暮らし始めた。
生活圏内をうろうろ回り
ベーグルを探したが見つからなかった。

ない。でも食べたい。
うーむ、うーむ。
立ち止まっている私に、思わぬ博士の声。
「自分で焼けばいいんじゃない?」

なんと。
私の「うーむ」とは全く別のベクトルの助言である。
眺めて楽しむだけだと思っていた山に
ぽんと背中をおされて近づいて入ってみたら、
案外歩きやすくて、山道にかわいい花まで咲いていた
そんな経験だった。

なにより「なければ自分で作ってみる」が
12年前の私にとっては 大きな発見と喜びだった。
それ以来、週に一度ベーグルを焼いている。

ガーナではなかなかハムが買えない。
「おいしい」の形容詞はつかなくても構わないが
「何だ、この」がつかないハムが手軽に買えない。

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           ビバ、博士!
           日本食をいっぱい詰めてくるダンボール、もう一働き。

無いことで見つかる ちっちゃな扉。
開くのはじぶん。


Posted by 船長
category:食べもの系
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