店の裏で
アクラ市内にある中国食材店。
普段は 豆腐と野菜を買いに行く。
大根や空芯菜も時々ある。
他の野菜も土がついていてスーパーよりはるかに新鮮だ。
(虫もたくさんついていて、なかなかスリリング。)
そのため、野菜が入る日にタイミングよく行かないとすぐに売り切れる。
豆腐もここで手に入るようになってありがたい。

実は、この店で以前から気になっていたことがある。
店の裏口に向かうお客がいたので、ちょっと覗いてみたら豚の足が見えた。
豚を解体していたのだ。
暑い中、それも外だし、ナイフもまな板も衛生的にはなんとも言えない。

しかし、この前、なんとなく気分の高揚も手伝って、
博士と二人で「ものは試し」と買ってみた。
スーパーに並んでいる肉だって、
似たような状況で解体されているかもしれない。
きっとそうだ。
過程を知っているだけ、ましかもしれない。

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「この辺りを、これくらい」
と手で指ししめし2kgほどの肉を買って帰った。
新鮮そうでおいしそうだ。
少し切って焼いてみた。残りはすぐに冷蔵庫へ。
いい匂いが漂い、期待して食べたが、
残念、なかなか噛み切れない硬さだった。

豚肉とは、当たり前に柔らかいものではないんだね。
というわけで、残りは我が家の燻製器登場でベーコンになりました。
(参照:別のベクトル


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小鍋と一緒に。
何度かこのブログにも登場している北部のボナイリ村。
(参照:「自然と」
ここに宿泊する時はバケツシャワーを浴びて
その土地の料理を食べる。

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               スープの下に主食あり

伸びないお餅のような主食に
バオバブのとろとろしたスープや
木の実の濃厚なスープがかけられた料理とか
魚のダシがきいた赤豆の炊き込み御飯。
どれもみな私たち家族の口にあった。
娘も私もスープをおかわりをしたほどだ。

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料理がおいしいこともさることながら
食器が好ましい。そして合理的なのだ。

どんな料理もみんな小鍋で食べる。
一人一鍋。
フタも取っ手も付いていて運びやすい。
さめないし こぼれない。
うっかり落としても 割れない。

聞けば、ガーナ北部ではこの小鍋が
花嫁道具なのだという。

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毎日、家族みんなの手に取られる
こんな花嫁道具、いいな。

海よ、いつか どうだろう?

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選挙結果
7日に行われた大統領選挙。
開票、集計作業が無事に終わり
9日夜に結果が発表された。

53.8%の得票率で当選したナナ・アクフォ=アド候補。
44.4%だった現職マハマ大統領 。
野党党首が 予想外の差をつけた。
ちなみに3番目に多かったのは 1.5%ほどの無効票。
投票率は 68.6% (前回より10%ダウン)

昨日11日に政権移行チームが発足。
現職マハマ大統領とアクフォ=アド次期大統領が
協力して政権移行の作業をすすめると約束した。
1月7日、政権交代される見通しだ。

民主的に、選挙が行われ、きちんと結果を受け入れる。
日本じゃ「当たり前」のことだが
今回の選挙で、そんなガーナの「当たり前」を
目の当たりにして
(他のアフリカ諸国の横暴なゴタゴタなども脳裏をよぎったりして)
変な話だが ちょっとした感動にも近い気持ちが湧いた。
ガーナがもっと好きになった。

ガーナに住み始めた頃、ガーナの人と話すと
「われわれガーナ人は、平和を愛する国民だ」
というような言葉をよく耳にした。
そういう自分たちに誇りを持っているのだ。
今回の選挙でも、それが感じられた。

いい思い出ができたような清々しい気分だ。


<余談その1>
日本でも外国でも、政治と宗教の話題は避けろいうけれど
私はこの選挙前にかぎって、
よくガーナの人たちに どちらに投票するか聞いてみた。
タクシー運転手、門番の人、隣のメイドさん、友達、
ピアノの先生、エアコン修理の人、ネズミ退治の人 etc
みんな嫌な顔をせず、ざっくばらんに答えてくれた。
(話が止まらない人もいた。)

<余談その2>
この度、落選してしまった現職のマハマ大統領は
20数年前に なんとガーナの「日本大使館」で
現地職員として働いていた経験がある。
ちょうどその頃、ガーナ初の連続テレビドラマとして
「おしん」が大ヒットした。
その「おしん」のビデオテープをテレビ局に運んでいたのが、
広報文化担当のマハマ大統領だったそうだ。


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ガーナ大統領選
今日はガーナの大統領選挙の投票日。

候補者は7人いるが、事実上 二大政党の一騎打ちである。
前回も接戦、今回もどちらが勝つか予想が難しいらしい。

連日、テレビで投票の仕方が放送されていた。
くりかえし放送されるだけあって、確かにちょっと複雑だ。
重複投票や、別人投票を防ぎたいのが伝わってくる。

家からすぐの投票所に行ってみた。
投票は7時から17時。

6時45分に到着すると
選挙管理委員の他に 30人くらいの人が待っていた。
警察もいる。
投票所はジャーナリズムの学校で敷地が広く、
椅子もたくさんあり、みんな静かに座っている。
青いテントの下に長机だけはあるものの
投票箱も何もなく、選挙の雰囲気はない。

7時になる。
投票用紙と投票箱はまだない。
7時15分頃、選挙セット(投票箱、投票用紙、名簿、指紋チェッカー、制服etc)が到着。
選挙管理委員の人たちが、組み立てたり、並べたり、手順を確認したり、準備にかかる。

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             投票記載台を組み立てる委員の人たち。
             強風が吹いたら、飛ばされてしまいそうな台。

7時45分頃 投票開始。
一列に静かに並んで待つ人々。
まず、IDカードを見せ、名簿でチェック。
次に、顔写真つきの名簿でバーコードを読み取る。

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次に、本人かどうか人差し指で指紋チェック。

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             指紋チェック中の女性。
             委員の人たちは青い制服と帽子。

次に、小指をピンクのインク瓶に入れる。
重複投票防止のため。
(拭いてもピンク色は消えない)

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その後、投票用紙をもらう。

次に、次に、次に、と続くように
投票用紙をもらうまで 手順が多く厳重。
時間がかかる。

投票用紙には候補者の顔、政党のマークが
カラーできれいに印刷されている。
とてもわかりやすい。

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投票は、投票記載台に置かれた黒いインクを親指につけ、
大統領候補者の横にペタリと押す。
それを投票箱に入れて、終了。

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これなら文字を読めない人も、書けない人も
ちゃんと投票できる。

国が違うと、当然ながら
力を入れるところ、工夫するところが違うのだ。

開票、集計が公正に無事に平和に
終わりますように。

             アクラ市内の他の投票所。
             全国29000カ所。投票所もいろいろ。
Nima East01 (8)

Nima East02 (9)

Nima East02 (5)
          
Posted by 船長
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