運転中
ガーナでも車を運転している。
外国人だと運転手を雇う人が圧倒的に多く
自分で運転する人はかなり少数派(特に女性)なので
けっこう驚かれる。

道はごちゃごちゃ、脇はすれすれ、
クラクションはプップ、プップ
オートバイは強気で無秩序。
この騒々しさに来た当初はビビったが
実際ハンドルを握ってみると
それほど運転しにくいわけではない。

停電でよく信号が消えるのはやっかいだけど
ついている信号だったら、だいたい、みな守るし
道路の穴ぼこは危ないけれど
そのおかげでむやみにスピードを出す車は少ない。
車線がめちゃくちゃなこともあるし
無理に前に入ってくる車も多いけど
その分、他の車を絶対に割り込ませないと決心したような
「かたくなな」運転手もあまりいない。
(割り込みに関しては、日本はかなり「厳しくかたくな」だと感じる)

悪いところも角度を変えると、
少しいい面が見えてくる。
運転していると、よくそのことを思い出す。


Posted by 船長
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かごの木
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風とたわむれ 気持ちよく 
のんびり 気長に ゆれている

かごのお店はこんな風。

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Posted by 船長
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仕立て屋さん
もう2年も前になるが
初めて博士がシャツをオーダーメードした時のこと。

ガーナでの仕立て屋さんは日本の美容院や歯医者のようだ。
探さなくてもあちこちで目に入ってくる。
しかし、腕と相性の両方がよい仕立て屋さんを見つけるのは
そう簡単ではない。
それもきっと日本の美容院や歯医者と同じだ。

飛び込みで試してみるのも時には楽しいが、
気に入った生地や限られた時間の時は
友人の口コミがあると安心だ。
誰かが格好のいい服を着ていたら、
その人にどこで作ったのか尋ねるのが一番いい。

「かなりごちゃごちゃしたローカルな場所だけど、、、」
そう言いながら教えてもらった仕立て屋さんに
数日後、博士と二人でドキドキしながら向かった。

地元の人たちが「アクラのセンター」と呼ぶ地域。
ひっきりなしにクラクションが鳴らされ、
人もバイクも車もひしめいている。
もはや、どこが車線なのかもよくわからない。
バイクがすれすれに脇をすり抜けていく。
対向車が目の前からやってくる。
仕立て屋さんのあたりに来たが
車を停める場所などどこにも見当たらない。

ずいぶんと離れたところになんとか車を停めて
仕立て屋さんへと歩く。
車の中で感じたあの喧噪も危なく見えた雰囲気も
一歩外に出たとたん、不思議と気にならなくなる。
じぶんもその光景の一部になるのだ。

教えられた通りに
人々で賑わう軽食屋の前で電話をすると
仕立て屋さんが迎えに来てくれた。
彼の後について人をかき分け
軽食屋のわきの細い通路を入っていく。
ちょうど軽食屋の裏が仕事場、そして家だった。
家といっても、奥行きがわずか2、3メートルの細長い部屋。
そこに何人で暮らしているのかわからないが、
割れた窓ガラスをのぞくと大人が一人、中で寝ていた。

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持ってきた生地を渡し、シャツを注文すると
首から下げたメジャーを博士の肩幅や腕にあて
小さなノートに数字を記入した。
私のスカートも頼みたかったが
男性の服しか作らない、とのことだった。

ほんの5分ほどのやりとりだったが、
その手さばきと穏やかな口調、心地よい音のミシンから
長年仕立て屋として生きてきたおじさんの人生の一端が
しずかに溢れ出ていた。

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3日後
博士念願のシャツ、第一号が出来あがった。



Posted by 船長
category:人   系
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杖の人、車椅子の人
博士が怪我をしてから、杖をつく人、車椅子の人、
足をひきずっている人が前より目に入ってくる。
よく行くスーパー前の道端で、
杖が売られているのも初めて気がついた。

車を運転していると、ポリオ(小児麻痺)によって
足が不自由になった人をよく見かける。
物乞いをする人が珍しくないからだ。
信号待ちの車に寄ってきて
悲しげな顔で運転席の窓をコツコツたたく。
その姿は辛い。

彼らの出す手のひらに
気持ちよくお金をのせられない
私の中の葛藤も辛い。

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ガーナのポリオについて少し調べていたら発見。
2001年、ガーナのポリオ撲滅計画に日本が貢献していました。
『ポリオ撲滅に日本のODA』
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去年のことだが、車椅子テニスとバスケットの
イベント試合があると聞いた。
「午後」という他、はっきりした時間が分からず
気温も湿度も高い時期(まぁ、いつもそうだが)だし
遅れも予想して4時頃に到着したら
試合は終わった直後だった。

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なんとも残念だったが、会場に行ったことで
実際に現役で競技をしている
車椅子アスリートの人たちともふれあえた。

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パラリンピックにも2度出場している
ガーナの100mトップランナー。
Raphael Botyso Nkegbe 車椅子100m 15.24秒 
2015年9月 All Africa選手権で銀メダル

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彼らは環境や才能に恵まれた一部の人なのかもしれないが
明るく、前向きにエネルギーを放出する姿は
きらきらと目に眩しい。



Posted by 船長
category:ガーナ系
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