フフ作り
前回、プランテーンを使ったお餅のような「フフ」について少し書いたが、
今回はフフの作り方を紹介する。

フフ作りの姿を見ることは、首都アクラにいてもそれほど珍しくはない。
一本細い道を通ると、民家の脇で(お餅のように)フフをついていたりする。
娘の海もほぼ毎朝、スクールバスからその光景を見るという。

しかし、フフ作りを遠くから眺めることはあっても
娘も私も間近で見たことはなかった。
知っているようで、知っているとは言えないフフ、
運よく、近くの小さな食堂で
しっかりとじっくりと見せてもらえた。

ここでは、毎朝8時頃からフフを作るという。
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     まずは茹でたキャッサバ(芋類)をトントンとつぶす

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     一本つぶれたらまた一本とキャッサバを加え
     少しずつ量を増やしていく。

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     時々、後ろのバケツに入った水を手でバシャッと加える。
     手前にあるのが茹でたキャッサバ。
     かなり滑らかになってきた。

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     キャッサバが出来上がったら、別に茹でてつぶしておいた
     プランテーン(黄色)を加える。
     お餅をつくように混ぜていく。

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     周りには子どもたち。

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     ほぼ完成。

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     じゃーね。ありがとう!


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とてもおいしそうなフフ。
「今日のお昼に食べにくるよ!」と
言いたかったが、あの途中でバシャバシャッと
混ぜる水がやはり怖い。

健康第一のため、残念ながらそれは我慢。
Posted by 船長
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プランテーン
「ガーナの主食はなんですか?」
と聞かれることがある。
日本の主食だったら「ご飯」と自信を持って言えるが
ガーナの主食は種類が豊富で、なかなか答えられない。

ヤムイモ、キャッサバなどの芋類、
プランテーン、トウモロコシ、米、その他の穀類。
それぞれを茹でたり揚げたり蒸したり、
茹でた後、何種類かを混ぜて餅のようについたり、
(これは作り方も味も日本の餅に似ている)
粉状にして練って発酵させたり、
バナナの皮で包んで蒸して強烈に発酵させたり、
いろいろと手が込んでいる。

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      お餅に似た「フフ」が入ったスープ

さて、今日はその中のプランテーンについて。
プランテーンとは見た目は大きなバナナそのもの。
でもバナナのように生では食べられない。
街角で焼かれていたり、
ポテトチップスのように揚げられたり
お餅に似た「フフ」の材料になったりする。

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       市場のプランテーン

「大きなバナナをむいたら中身はジャガイモだった」
それに近い。

ポテトチップスならぬプランテーンチップスは
道路でよく売られている定番商品だ。
頭の上に載せられたプランテーンチップス、
これが好きな娘は、見つけるとだいたい窓を開けて
1セディで買っている。(約40円)

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      左手前がプランテーンチップス

透明な袋に入った黄色いプランテーンチップスは
ポテトチップスのようにヤワではなく、
しっかりした歯ごたえがあり、
バナナチップスのように甘くなく、
適度な塩味である。
なかなかイケルやつなのだ。

そして道端のベイクド・プランテーン(焼きプランテーン)は
これまた味がぎゅぎゅっと濃縮されて
甘酸っぱいお芋のようなおいしさだ。

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       おばちゃんは涼しい顔でひっくり返す

形を変えると、プランテーンの違う顔が見える。
それぞれの作り手に、違う良さを引き出されているのだ。

ガーナの主食となる作物の中では
幸せ度の高さナンバーワンだと
個人的には思っている。


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憧れ  その2
野生の動物に会いにナミビアに飛び、
大地に生きる象、キリン、ダチョウにうっとりした私。

この旅は、さらに同時にもう一本
「太い憧れの柱」が立っていた。
キャンプである。テントである。

多くの子どもがそうかもしれないが、
私も小さい時から「秘密基地」が好きで
そこここに勝手に「秘密基地」を作っている子どもだった。
それは家の片隅だったり、学校の焼却炉の裏の隙間だったり、
空想の中だったりしたのだが。 
そして、同じイメージで「テント」に大きな憧れを抱いていた。

ナミビアで借りたレンタカーには
なんと車の上に折りたたみのテントが備え付けられていた。
というよりも、上にテントがあるから
そのレンタカーを借りたというべきか。

車の屋根からパカッとテントを出して
ハシゴで上る。
あぁ〜、子どもの頃の私に見せたい!
まるで憧れが形になって目の前に現れたようだよ。

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毎晩、屋根の上のテントにもぐり込んで眠った。
夢の中でも夢心地だった。

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            初めて見た、下から下までの虹!


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憧れ
いつか、野生の象とキリンとダチョウを見てみたい。
いつの頃からかそう思っていた。

小学生のとき、校区内に動物園があり
二日間にわたって動物園で絵を描くという
今から考えるとずいぶん贅沢な
写生大会という行事があった。

好きに動物は選べたので
私は1年目に象、2年目にダチョウを描いた。
来年はキリンだ、と既に決めていたのだが
次の年にみんなで動物園に行くことはなかった。
その行事はなくなってしまったのだ。

ガーナでは、北部に象は棲息しているが(まだ見たことはないけれど)
キリンとダチョウはいない。

「ガーナにキリンもライオンもダチョウもいないのは
みんな食べちゃったからだ。」

冗談なのか本当なのか、よくわからないが
すらりとした体格の人が多いケニアやタンザニアなど
東側のアフリカ諸国と比べ、
がっしりした体型の人が多いガーナの人々
そんな話を聞くと、笑って納得してしまう。

ガーナはどうあれ、今がこれまでの人生で一番
野生の象とキリンに近いのは間違いない。
ガーナ滞在中に必ず見にいこうと心に決めていたところ
「キャンプをしながら野生動物が見られる」という情報を得た。
キャンプ好きの我が家には願ったり叶ったりだ。
そして
ナミビアに飛んだ。

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キリンってこんなに前かがみに歩くのか。
知らなかったなぁ。

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こんなに頬がこけてるのか。
なんだか知ってるような顔にも見えてくる。

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足首がしまってないことを
象足って言うけど、
こんなにキュッとしてるじゃないか。
失礼しちゃってたなぁ。

野生の動物は、圧倒的に美しいのだった。

Posted by 船長
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