日本語スピーチコンテスト
ガーナから日本は遠い。

ガーナから見ると日本は本当に、
はるか東の端っこの細長い国でしかない。
日本は中国の一部であると思っているガーナ人にも何度も会った。
日本も中国もタイもほぼ一緒だと言われたりすると
「なんと!」と思ってしまうが、
よく考えると私だってガーナと隣国の違いが
わかるかと言えば、同じようなものだ。

ガーナに来ると決まるまで、名前に馴染みはあっても、
いったいガーナがアフリカのどの辺りにあるのか
どのくらいの大きさの国のか全く分からなかった。
考えたこともなかった。
当然、隣国トーゴやブルキナファソや
コートジボアールの人々と見分けはつかないし、
ついつい「アフリカ」とひとまとめに言ってしまうこともある。
そりゃ中国と日本だって、ごっちゃになるよね、
とても文句は言えない。
日本から見たって、ガーナは遠い。
ガーナからよりもっと遠いかもしれない。

しかし嬉しいことに、そんな遥か彼方の国の言葉、
日本語を学ぼうと頑張っているガーナ人がいる。
そして先日、日本語スピーチコンテストが行われた。
今年でなんと19回目だという。
会場には200人、コンテストには19人が参加した。

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       2位になった女の子。元気で可愛かった!

ガーナには、日本語のクラスがある私立の
小中一貫校が3校ある。
高校と大学で日本語を学べるところがないのが
非常に残念だが、日本のアニメなどを入り口に
日本に興味を持ち日本語を独学している大人も少数だがいる。

異国で自分の国の言葉を学ぶ人と会うと
一気にいろいろ飛び越えた近さを感じて
いつも心嬉しくなる。

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       独学で日本語ぺらぺらのダニエル。大人の部で優勝。
Posted by 船長
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24時間体制
ガーナで生活を始めて1年半が過ぎた。
早い。
過ぎ去った日々は早すぎる。

1年半は早かったが、
最初の1週間は途方もなく長かった。
博士ははやばやと隣国へ出張。
娘と私はバタバタと引っ越したはいいが、
いきなり、いつ終わるとも分からない長時間の停電と断水。
「我慢とサバイバルと笑い飛ばす」能力を試された。
Welcome to Ghana なのだった。

その頃は何が一体この先に待っているのか
怖いような楽しみのような
不安と興奮のいろんな色がぐるぐる入り混じった気持ちだった。

その後は
経験が生み出してくれた「余裕の心もち」のおかげもあり
ひどい事態にも陥らず、大変な思いもせずに
健康であれば、だいたい何とかなる
という手応えをつかめた。

そんな矢先に、娘がマラリアになってしまった。
幸い順調に回復し、ガーナの思い出の一つになりつつあるが、
蚊のことはいつも気にしていなければならない。
ガーナにいる限り毎日24時間体制だ。

我が家のある集合住宅の敷地内は
毎週月曜日に蚊駆除の消毒をしてくれる。
ニオイも格好もおそろしく毒々しいが
とってもありがたい。

健康であれば、なんとかなるのだ。

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Posted by 船長
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目は慣れたけど
ガーナの首都はここ数年、どんどん急速に発展している。
ほぼ1年半前に到着した時にも
「いい時に来たわよ〜。」といわれた。

少し前まではスーパーは2軒だけだったそうだ。
私たちが来た時は、豚肉を売っている大型スーパーもあり、
カフェがついた外国人向けのパン屋さんもあり、
映画館が併設された「モール」もできていた。

そして今や、
こぎれいなフローズンヨーグルトの店や
かわいいカップケーキ屋さんまでも出現した。
値段は日本や他の先進国と変わらない。
そのため、お客は外国人が多いが、
もちろんガーナ人もくる。
首都には富裕層のガーナ人がたくさんいるのだ。

そしてそのスーパーの真横にはかわらぬ露天。
1本裏の道は赤土のでこぼこ道。
すり切れたTシャツ、裸足でサッカーボールを追う子たち、
薪をくべて外で調理をしているお母さん。
その横に幼い弟をおんぶするお姉ちゃんがいたりする。

余りにも日常的に見る
あからさまな貧富の差。

それぞれの生活があり
みんな今日を生きている。

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