猫の手になりきれず
トントントントントントンシャクッ ・・・・ 

先週、またやった。

我が家の包丁は、時々博士が研いだり、
研いでもらいにいったりしてくれるので、よく切れる。

この指と爪のセット。
前回も前々回もほとんど全く同じ位置。
我ながら情けない。

半端にはげた爪がどこかに引っ掛かったりすると
ぎゃっと飛び上がることになるため、しばらくの間
ガーゼとテープは手放せない。
「あれ、どうしたの? また同じところ。」 と
娘にも、日本語を教えているエミリーにも
海の友達のお父さんやお母さんにも言われ
あぁ、痛みをくりかえす自分が恥ずかしい。

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      「猫の手にしないと危ないよ」博士によく言われてた。
        親指だけうっかり伸びてしまう。


包丁よ、最近どうして私を切るんだい?
心の中で、そんなことをつぶやいてみる。
そして、ふっと思いあたる。
何かこういう「対話」が足りなかったんじゃないか、なんて。

10年の付き合いとなるこの包丁と私、
故郷も同じこの包丁と私、
包丁を握りながら、大体いつもあわてていたり、
他のことを考えてばかりいたなぁ。

これからは気持ちを散らさず、
もっとのんびりとじっくりと包丁と過ごそう。
なるべくそうしよう。


Posted by 船長
category:徒然  系
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