シャイ・マエストロとして
博士と私の敬愛するAvishai Cohen のライブに行ってきた。
イスラエルでは10ヶ月ぶり。
「アヴィシャイ・コーエン、ひさびさ公演」なのだ。
(嬉しすぎて、ほぼおやじ)

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2月に新しいCDが出て、今回は、トリオとしてやってきた。
トリオを組むのはピアノのシャイ・マエストロ と 
ドラムのアミール・ブレスラー。 (参照:あ~、シャイ・マエストロ)

シャイもアミールも、私たちがテルアビブでジャズにはまった
最初の頃から知っているので、願ってもないトリオである。
アミールはまだ兵役中で、坊主頭の19歳だった。

19歳といえば、シャイ・マエストロが
アヴィシャイ・コーエン・トリオのピアニストとなった歳でもある。
それから5年間、ずっとアヴィシャイのピアニストとして
やってきたシャイ。しかし、実は、アヴィシャイと一緒に
ステージに立つのは、この日が最後なのだ。
今後シャイは、自分の音の道を歩んでいく。

そういう事情も事前に知っていたため、
博士と私は、心してこのライブに臨んだ。
アヴィシャイの曲を弾くシャイの姿はもう見られない、
そう思うと、シャイがステージに現れただけで、
もう胸がいっぱいで目の辺りがあやうい。
いや、うるうるしている場合じゃないのだ、
しっかりたっぷり見つめて、心に焼き付けるのだ。

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うぁーー、あぁーー、はぁーー

いやぁ、もぉ・・・・。  私、言葉は見つからない。

アヴィシャイとシャイとアミールのトリオ、
わぉ。
できることなら、この先も見続けていたかった。

ドラムのアミール・ブレスラー。
ここ2年ちょっとの間、何度彼のドラムを聴いただろう。
見るたびごとにどんどん上手くなり魅力を増した。
まったく大げさではなく、子供の成長を見るようだった。
彼の演奏を聴けば、その誠実さと、音への愛情、
そして切れのある躍動感にうたれて、
すぐに好きになっちゃうと思う。

ライブが終わり、シャイに会いに行った。
涙が残る赤い目のシャイの顔を見て、
私もこらえきれず、ハグして泣いた。


満足感と幸福感と、まだつづく躍動感で
心も身体も満たされていた次の日、
さっそくシャイのライブがあった。
 (ドゥオとカルテットの2ステージ)

シャイの奏でるピアノから音やリズムの枝がぐんぐん伸びて、
その先々にきれいな花がポッポッと咲きだすような、
本当にとってもハッピーなライブだった。

シャイ・マエストロ、新たに飛び立った。

Posted by 船長
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あぁ、きんちょ
あれっ、きんちょに模様?

よく見たら、血だ。
身体の数箇所が内出血していた。

我が家にやってきて10ヶ月。
あっというまに天国に行っちゃう金魚がいる中で、(参照:ちびちょ
無事にすくすく大きくなったきんちょのこと、
最近、私は安心しきっていた。
きんちょはもう大丈夫だ、と勝手に信じきっていた。

数日前からおかしかったに違いない。
あんまり頻繁に水替えはしない方がいいんじゃないかと
少し水替えの間隔をあけていた水槽がやけに汚く見えた。

気がついたのは金曜日。
もうシャバット(安息日:金曜日の日没から土曜日の日没まで)に
入ってしまって、頼りの金魚やさんは土曜もお休みだ。
ネットで検索すると、これかな、これかもしれないと思われる
病気がいくつかあって、よくわからない。
「徐々に進行していき・・・最後は・・・」なんて文字ばかりが
次々と目に入ってくる。

きんちょ、あぁ、きんちょ。

とにかく今できることをやるしかない。
水質悪化が多くの病気の原因らしいので、まずは水を替える。
えさはしばらくあげないでおこう。
そして、「塩浴」がいいらしい。
うちにある塩で大丈夫かな、と試しに少し入れてみた。

すると次の日、血の色も薄くなり、すっと体内に吸収されているように見える。
塩が効いたのか!
しかし翌日はまた充血の範囲が広がり、ほぼ元通り。

「多分ストレスだよ。薬もあるにはあるけど。
 まず、水替えして岩塩を一かけ入れておきな。」
と金魚やさん。

ストレスだったとは。
ごめんね、きんちょ。
対処法はネットで調べたとおりで、ホッとする。
西日が少し当たっていたので置き場所も変えた。

それからしばらくは、一進一退をくりかえし、そわそわしたが
最近になってずいぶんといい状態に落ち着いてきた。

きんちょ回復2

きんちょ回復1

お~い、きんちょ~、このまま元気でいておくれ。



Posted by 船長
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モシェ結婚
テルアビブから車で一時間くらい北上した町でモシェの結婚式があった。

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式が始まるまで夕日を楽しむ。
海は前に一度会ったことがあるモシェの姪オーリィを見つけた。
オーリィは9歳、海はこういう「ちょっとお姉ちゃん」に
ついて回るのがとても好きなようだ。
結局到着してから帰るまでずっとオーリィと一緒。

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ユダヤ教にのっとった式(参照:結婚式ユダヤ教の結婚式)が終わると、
屋内に入りお食事タイム。
食事のときも、私たちのテーブルからは姿も見えない親族テーブルに
座ったと思ったら、ふと見ると主役たちと一緒に真ん中で踊っている。

遠くから、のびのびとした海を見る。
見つめていたら、今までのイスラエルでのいろいろな娘の姿が
浮かんできて、満面笑みを見ながら、私は一人なんだか泣けてきた。

200人くらい、みんな笑顔の中、一人涙で困った。

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食事の後は(正確には、食事の最中も)、ダンスダンスダンス。

延々踊る。

モシェたちを慕う人たちのかもし出す、とても温かい雰囲気の中
博士も私も音楽に心地よく気持ちをのせて身体を動かす。
踊りって、
喜びを表す、もっともシンプルでストレートな形なのだとしみじみ思う。

延々踊る。

23時半、ジュ~ジュ~いい音といい匂いが漂ってきた。
エネルギー補給のハンバーグだ。
まだまだこれから。夜は長~いのだった。

モシェ、これからますます幸せに!




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歌声BBQ
ぺサハの後は、大きな飛び石だがぽこぽこと
国民の記念日やユダヤ教にまつわる祝日が続く。
先週はじめにホロコースト記念日があり、
今週はじめは戦没者記念日、翌日は独立記念日だった。
                 (参照:戦没者記念日独立記念日

独立記念日といえばBBQなのである。   (参照:BBQ
BBQといえばモシェなのである。      (参照:モシェ
がしかし、モシェはその二日後に結婚式という
大イベントの主役をつとめるので、
今年はBBQどころではない。      (今日がモシェの結婚式!)

先日、ペサハの晩餐に招待してくれた
ゲルションとオーラが
「よかったら独立記念日もおいで。
 年寄りばっかりだけどな、ガハハハハ。」
とBBQにもよんでくれた。

私たちが着いたのは1時半ころ。
姿が見えないうちから、歌が聞こえてきた。おぉ、
一番盛り上がってるときに到着したね、と荷物を置いた。
博士はどこでも好評の「焼きおにぎり」を作り始めた。

それから4時間。

歌声は大きくなりはすれども、まったく止むことなく、
次から次へと繰り出された。
その度に大合唱だ。
いや、もぉ、すごい!

歌うbbq1

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歌うbbq5


見ているだけで、楽しい~、笑っちゃう。
いいねぇ、こういうの、いいよねぇ!
50人の70代、揃いも揃ってパワフルなんだ。
よく飲みよく食べよく歌いよく笑う。 
エネルギーが満ち溢れている。

「40年も毎年やってるんだ、ガハハハハ」
ゲルションが笑う。


「半世紀もこれ毎年やってるんだ」
10年後のゲルションの声も聞こえてきた。

ガハハハハ


Posted by 船長
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歯の妖精
海の最近の大きな関心事のひとつが 
「歯」 である。

クラスの誰々は何本抜けている、とか
誰々はどうやって抜けたんだ、とか
誰々とは同じ位置の歯が抜けている、とか
毎日のように歯に関する報告を聞く。

かくいう海は、ここ2週間で立て続けに3本も抜けて、
総数5本。 
ただ今、上の前歯2本と下前歯横にぽっかり隙間がある。
これだけ歯がないと、食べる行為に時間がかかる。
麺類だと、スルスル食べたつもりがニュルニュル出てくる。
見ていると面白い。

ところで、
私は子どものとき歯が抜けると、上の歯は縁の下へ、
下の歯は屋根に向かって思い切り投げた。
博士は上の歯は土の中に埋めたそうだが、
まぁ、方向性は同じである。
しかし、海の友達に聞いたところ、クラスの多くの子は
歯が抜けたらその歯を枕の下に置いて寝る、のだという。
すると、寝ている間に「歯の妖精」がきて、
お金と替えてくれる、そうだ。

妖精は見てみたいけど、歯はとっておきたい、
うーん、どうしようと決めきれずにいた海。
ある晩、思い切って一本枕の下に入れて寝たようだ。
翌朝私にこっそり打ち明けた。

歯は大事にしまってある。

Posted by 船長
category:娘   系
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