自転車去りぬ
今朝、海と2人で階段で下まで降りると
自転車が盗まれていた。(参照:新たな相棒

愛着があった相棒がいなくなってしまった。
朝から寂しい。


最初の頃はシェルターの中に置けたのだが、(参照:自転車置き場
一昨年末の戦争の後、シェルターチェックが入り、
自転車は外にとめざるを得なくなった。
シェルターは物置として使ってはいけない。
まぁ、確かに正論である。

半年ほど前から、隣人達の改築工事が連鎖的に始まり、(参照:現場にはさまれ
いろいろな人が出入りして、様々な問題も起きた。
エレベータの故障など解決したものもあるが、
駐車場の問題が新たに発生して頭が痛い。
(以前起きた駐車場トラブルは、何と裁判所まで話がいった。
 もちろん私たちの言い分が100%通ったのだが、解決までに
 時間もかかり、大きなストレスとなった)

自転車は建物内の階段脇に鎖の鍵でとめてはいたが、
建物入り口のオートロックは壊れたままだった。
オートロックは、工事が終わったら直す事になっているようだが、
実はまだ工事は続いているので、壊れたままなのだ。
そして誰かが私の自転車を持ち去った。


仕方なく、サマースクールまで海と歩いた。
行きは手をつないで、しりとりをしながらゆっくり歩き、
帰りは少し足早に今朝の出来事を思いながら歩いた。

あの自転車がなくなっちゃったことは本当に残念だけど、
以前よりも受ける打撃は小さくなった。
こういうこともあるんだよなぁ、
こんなことで済んでよかったのかもしれない、
という思いが不思議に強い。

経験による成長なのか、それとも感覚の鈍化なのか。

Posted by 船長
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仲間入り
サマースクールに迎えに行くと、子供たちがみんな
水の入った小さな容器を大事そうに持っていた。
手の中を覗くと一匹の金魚がいた。

我が家にとっては初めての生き物だ。
小さなペットはこうやって突然にやってくる。

テーブルの上で、少し不安そうにチョコチョコ動き
回る姿を眺めながら、名前はどうするか海に聞くと、
私に考えて欲しいという。
「じゃ、ゴンタかモジオ」と、海の意に染まないだろう
名前を言うと、自分で考え始めた。

ついた名前はキンチョ。

我が家にキンチョが仲間入りして2週間。
水替えのときに一度洗面所に流してしまったけれど、
それ以外は平穏に(というか事故なく)過ごしている。

しかし、毎朝ちょっと祈る気持ちでキンチョを見に行く。
なんたって植物を育てるのも、全くうまくいかない私、
(参照:去るものあらば
お祭ですくって来た金魚があっという間に死んじゃった
子ども時代の経験もあり、心配なのだ。

ここ二日、海の風邪がうつったのか寝込んでしまい、
昨夜ようやくキンチョのことを考える気持ちの余裕ができ
キンチョのそばに行った。

あれれ・・・
ガクガクとした不自然な動き、何だか苦しそうに見える。
おーい、キンチョー、大丈夫かい、大丈夫かい?
ちょっと餌を入れたら、ぱくっとすばやい動きで
ひとかけ食べるも、またすぐにガクガクしている。
キンチョ、キンチョ、と呼びながら外からこつこつと
水槽をたたいてみたり、水面を波立たせてみたりして
しばらく様子を見ていたが変わらず。
熱で辛かった自分と重なって、余計せつなそうに
助けを求めているように見えてくる。
心配だ。

今朝、おそるおそる覗いてみたら、すっかり元気な
いつもどおりのキンチョがいた。

キンチョ

あ~っ、もしかして、寝てたのかい?


Posted by 船長
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シャイ
幼稚園が終わってしまった海は、
7月中サマースクールに通っている。
なじみの友達も多く毎日楽しんでいるが、
残念がっているのはシャイがいないこと。
シャイというのは4月頃に海のクラスに
転入してきた女の子だ。

「あのね、誰もシャイと話さないんだよ。」
転入して数日後、そんな言葉を聞いた。
少し心配になり、気にかけるように助言をすると
「海はね、シャイが大好きで一緒にいるよ。
でもね誰もシャイと話さないし、
シャイも誰とも話さないんだよ。」

海によると、
シャイはすごく背が高くて、すごく髪が長くて
お母さんとは話せるけど、幼稚園ではしゃべらない
ようだ。

ちょっとした意思疎通はどうするのかと問うと
「シャイがこう思っているかなー、って海が考えて
それを海が聞くんだよ。当たってる時はうんって
うなづいて、当たってなかったら何もしない。」
「ううん(首を横に振る)はしないの?」
「うん、しないよ。」

カラッと自然に答える。
へぇー。そうなんだ~。それでいいんだ~。

話がうまい、口下手だなんて関係ない。
一緒に遊び、一緒に食べて、
言葉がなくても、一緒にいて楽しい。
体全体での付き合いだ。

なんかいいなぁ、こういう人間と人間の関係。
あまり興味のそそらないおしゃべりで心身グッタリ
することもある私はハッとした。見習いたい。
いいなぁ、それ。

その後もシャイとはどんどん仲良くなり、6月最後の
金曜日にあった卒園式(式というよりパーティに近い)では
仲良し二人組で踊る曲でも一緒に踊っていた。

シャイ

シャイのお母さんがいたので、話しかけた。
海が家でよくシャイの話をすること、シャイのことを
大好きだってこと。するとシャイも全く同じで
海のことばかり話しているという。家では。

その日の夜、海にそのことを伝えた。
喜ぶかと思いきや
「海にも話して欲しかったのに・・・」
涙が溜まった。


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発表会
土曜日、ピアノの発表会があった。

発表会参加者は6人。
大人が一人、新顔の海が一番年下。
場所は先生の家。
ギャラリーは多いけど、和やかな雰囲気の中
いつもと同じ場所で同じピアノを弾く。   

始まる前に、風邪をひいていて連弾の練習が
できなかった子と一度練習をしたのだが、
ギャラリーはこの時も拍手をしてくれた。
ほのぼのあったかいムードなのだ。

発表会が始まると、さすがに発表者は
ぴりっとした緊張で凛々しい顔になった。

発表会5

海は3人目の登場。連弾が最初の曲だ。
途中間違えたが相手の子のナイスフォローで
うまくまとまる。その後は徐々に調子が上がり、
4曲目くらいからは、まるで家にいるかのように
体を揺らして楽しそうに弾いていた。

発表会6

発表会2
      緊張で手が震えていたアダム

終わった後は、皆がホッとした笑顔で
持ち寄ったケーキやジュースを広げ、
さらにアットホームに談笑。

「海は、リズムに乗って楽しそうに弾いて
とってもよかった」と初対面の人たちから
嬉しいコメントをもらった。

発表会1
       最後は先生バティアが一曲

「ねぇ、どうしてあの連弾の曲だけ2回やったの?」
帰りの車の中で、練習をした曲のことを言う海。
「発表会」が一体何なのか、どこからどこまでが
発表会なのかよく分からないまま終わったようだ。

始めて2ヶ月。初心者ならではの上達曲線上にいる
現在の海には、3週間前に決まった発表会の曲は
もう過去の簡単な曲になっていた。
そのため発表会の曲に限っては練習不足であった。
しかし、初めての発表会、なにはともあれ
大いに楽しんで弾くことができた。
慣れてくるにつれ、最も難しくなる最も大切な
「楽しむ」というハードルをビギナーズ・ハッピーで
軽やかに飛んでいた。


Posted by 船長
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卒園
「今日はビッグディだ。」
「朝から、もぉ胸がいっぱい。」

6月30日。
幼稚園に迎えに来ていた父母たちの感慨深い顔。

去年の9月1日、同じ時間に同じベンチに座って
海を眺めたなぁ。(参照:年長初日

友達にも先生にも恵まれ、
多くの人に愛情を注いでもらって、
のびのびぐんぐんたくましく成長した。
前向きで健康な自信を得られた1年だった。

今日でお別れの人もいる。
ありがとう。ありがとう。
あふれる気持ち、ハグして回った。

卒園



Posted by 船長
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