慣れ
イスラエルに来て1年10ヵ月。
確実にうまくなったことの一つが、縦列駐車である。
   (参照:駐車

言葉だって縦列駐車だって、
どうしても必要、という状況におかれれば
誰でも何とかできるようになるものだ。
ある程度は。


横列2

横列3
     後ろはこんな。向こうにも。

横列1
     鏡じゃないよ、歩道だよ。

横列4


縦列には慣れ、横列は見慣れ。




Posted by 船長
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現場にはさまれ
以前、2階下が改装中と書いた。(参照:工事中
その直後に、我が家の隣の部屋も大々的に
リフォームをし始めた。

隣工事

2階下の音もずいぶんと大きなボリュームだと思ったが、
隣の部屋からの音はもうそりゃ比べ物にならない。
隣の工事のおじさん、間違って我が家でガンガガ、
ギュインギュインとやってるんじゃないかと思うほど、
すぐそこから激しい音が聞こえてくる。
うっかり壁に穴をあけちゃったおじさんが
「やぁ」と立っていても驚かないよ、私。

そんな日々がここ1ヶ月続いていた。
1階下に住んでいるサラおばさん、
それに触発されたのか、嫌気がさしたのか、
なんとサラの部屋まで全面的に壊し始めた。
なんなんだなんなんだ。

隣と1階下は2軒とも、あの便利な
ダストシュート的ゴミ箱を使っていない。
そのため、ガンガン壊してドンドン出る
廃棄物はエレベーターを使って運んでいた。

朝から夕方まで酷使されたエレベーターは
故障がちになり、ついに動かなくなった。
(運び入れる途中で、隙間にいろいろと
 廃棄物が落ちる事も多かったはずだ。
 変な音がしていたもの。)
建物の入り口のオートロックのドアも壊れて
しまった。
階段は粉塵が漂い、我が家に到着する頃には
薄い粉塵ベールをまとった姿になり、
くしゃみと咳に苦しめられる。

やれやれ。
あとどれくらい続くのか・・・ 


下から隣からほとんど途切れない音の中、
私は思うんだけど、工事はすでに進行形で
それに伴うもろもろの不便さは、もうこれ仕方がない。
2階下のおじさんたちや、隣のおじさんたちとは、
会えば少し会話と笑顔を交わしあう仲で、
おじさん今日もがんばってるね、という気持ちにもなる。

私がイヤだなー、と思ってしまうのは、サラの部屋の
工事を担当しているおじさんたちなのだ。
挨拶をしてもほとんど全く言葉を返してこない。
ギロリと見るだけ。
階段で会うことも多いのに、不快な態度をとられたり、
運んでいるものが廃棄物や資材なので危ないこともあった。
エレベーターが使えずに、疲れていたりイライラしたり
するのかもしれないけれど、それはそれである。
知り合いにもなれない何人ものおじさんたちが毎日
この同じ狭い建物内にウロウロしているというのは、
決して居心地のいいものではない。

まったくもう、という気分なのだ。
(私、ちょっとストレス溜まっているのかな?)

Posted by 船長
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テルアビブのシモキタ
今だにAURORA LIVEが体中を回っている。
娘の鼻唄まで、Avishai Cohenだ。

好きなものはとことん好きで、
あきれるほど飽きない自分を知っているので、
こんな今の自分を、少し薄めたくなってきた。

先日の夜、旧友の家に遊びに行った博士が
シモキタ(下北沢)みたいな場所だった、と
いうのを思い出し、昨日の日曜日、
その「テルアビブのシモキタ」に行ってみた。
気分転換、体内希釈。

向かう車の中では、しかし、音楽はもちろんアレ、
それで「やっぱりいいよね~」と
言い合っちゃうんだけど。

家具屋さんがいっぱいの地域のようだ。
日用品の店とか、昔ながらのタバコ屋とか
間口が1.5m位の靴修理屋さんとかの間に
ちょっとしたBARやカフェがあったり、
若きデザイナーの鞄屋があったり。
全体的にアングラ的なトーンで、
我が家の辺りにはない、匂いがある。

一本横道に入り、きょろきょろしながら
歩いていると、トラックの後ろに立っている
お兄ちゃんが笑顔で手を振っている。
一応ほんの少し笑顔を返し、なるべく
そっちを見ないようにしていた。
(アジア系に対する侮蔑的な言葉を吐かれたり、
 または逆にアジア系好きな人がたまにいるので
 自己防衛)

「信じられない!」 
少し離れていた博士が横で繰り返している。

えっ、何・・・えぇ~~~。

お兄ちゃん、シャイ・マエストロ!

信じられない!

近くのスタジオに、ピアノを運んでもらっている間、
トラックが駐車違反を取られないように見張って
いるところだって。

それにしても、まさかこんなところで。

あぁ、
薄まるどころか、さらに濃縮・・・。

シャイ下北

Shai Maestro ご関心のある方はこちらをどうぞ↓
shai Maestro on MySpace Music

Posted by 船長
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浸りきる
先週はビッグイベントがあった。
はぁ~~、いまだに私は足が地につかず、
顔はゆるんだまま、ふにゃふにゃの夢心地だ。

avishai zappa

長い間待ち焦がれていた(しかし国内での公演予定は
なかったので実際は諦めていた) Avishai Cohenの
AURORAライブに行けたのです。2回も。

去年の夏、私が興奮でしびれすぎたライブ、あれ。
このあと、シャイ・マエストロのライブを
見つけて、ジャズ通いが始まった。
わがイスラエル生活の潤いである。

そんな中でも敵なしのベストオブベスト、
毎日聴きこんで今では私の中の大事な一部に
なっているAURORAライブをまた味わえるとは。
至福とはこういうことだ。
今回は大きなホールではなく、ぎゅうぎゅう
満席で200人くらいのライブハウスだったので、
近い、すぐ目の前!(なんたって一番前)

もぉ、余韻だけでも
あぁ~、飛んでしまいそう。


          アンコールの時写真を数枚撮った。
zappa2.jpg ケレン・マルカ

zappa1.jpg アモス・ホフマン(ウード)

zappa4.jpg 
    後ろにいるイタマール(パーカッション)の大ファンである私。
    写真も撮れない程、惹きこまれっぱなし。
    今回は終わってから話ができたので幸せ。

zappa5.jpg 我らがシャイ・マエストロ



実はライブの当日、私たちにとって
少し困ったなぁきついなぁ、と思うことがあり、
顔が下向き加減だった。

そんなタイミングでこのライブ。
音楽というのは、いろんなことを助けてくれる。


 
Posted by 船長
category:ジャズ 系
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ヨルダンでの話
文を書くのに時間がかかる。
かけるのではなくて、かかるので困ってしまう。
そのため、書きたいことがあっても、
書けないまま終わってしまうことが随分と多いのだ。

これももう3週間も前のことだけど、ヨルダンでの
話をちょっと書いておこうと思う。


ヨルダンに入国したのは金曜日のお昼過ぎ。
お腹がすいていたので、まずは食堂を求めて
車を走らせていた。
入国してしばらくは何もない一本道。

そんな道の脇にBBQをしている家族がいる。
へぇ、こんなところでねぇ、なんて話していると
町に近づくに連れて、あっちでもこっちでも
敷物を拡げて、大勢集まって座っている。
金曜の午後は、家族で「外食」というような
習慣があるのかしらん?

            昼食はここで  
ヨルダン食堂
            炭火焼、美味しい。
ヨルダン食堂2

お昼を済ませ、ヨルダン側の死海に向けて
南下する道すがらも
「外食」人口は止まらない。
日本でこんなところに座っていたら、
相当不審な目で見られそうなただの道端って
ところが何とも好ましい。

外に集まって座って、飲んだり食べたり
おしゃべりしたりって、やっぱりすっごく
楽しい事なんだよね~。
どこでも同じなんだ。
こんなにいろいろなことが違ってみえる国だって
同じなんだということが嬉しくなる。
こういう身近で手軽で心楽しくなるレジャーは
最高だ。

子どもがワイワイいるところに吸い寄せられて
車をとめた。

ヨルダンbbq1
          そろそろ帰り支度
ヨルダンbbq2

少し離れた隣の家族は水タバコ。

ヨルダンbbq3

後ろに陣取る女性たちは(写真は撮れなかった)
これを食べろ、これもいるか?あれはどうだ?
彼女たちとは言葉がほとんど通じないのだけど、
私たちの飛び入り参加をとても歓迎してくれた。

スプライトに似た飲み物をコップに注いで
私たちに差出しながら、おばあさんが笑顔で
発した言葉が非常に印象深い。

「私たち、パレスチナ人。」

何かを訴えるためではなく、
何かを非難するためでもなく、
何かを主張するためでもなく、
ただ単に
自己紹介として、そう言った。

「私たち、関西人。」くらいの
温度の言葉だったのだけれど、
私は何だかドキリとしてしまった。



後で博士に聞くと、なんとヨルダン国民のざっと7割が
パレスチナ人であるということだ。


Posted by 船長
category:徒然  系
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