200Q
忘れていたクリスマスが過ぎた後、博士は高熱で
数日寝込んだ。そして私も何か(食べ物)にあたって、
一晩七転八倒していた横で、一人健やかな風を
家の中に運んでくれていた海。

29日、うんていから落ちた。

最後の最後のところで、手が滑って一番高い
場所から落下した。
シップをして少しよくなったかに思えたが、
夜中も痛みを訴えてほとんど眠れず、
昨日朝一で病院にいき診察を受けた。

右手首が折れていた。

海の受けたショックは計り知れない。
ひどく落ち込んでいる。
全く食欲もなく、あらゆる欲求が消えうせている。
喜怒哀楽の喜怒楽がすーっと吸い取られてしまった
ようなのだ。
ただ静かに悲しく泣いている。

幼稚園後は、薄暗くなるまでうんていをして、
帰宅後は絵を描く。それが最近のお気に入りの
日課だった。
そのどっちもできないんだなぁ、
しばらくはいろんなことができないんだなぁ、
と思うと、つらい。

ギブス姿も恥ずかしいし、何もできない幼稚園には
行きたくないとぽろぽろ涙を流す海を、何とか
勇気づけて、2009年最終日の幼稚園へ向かう。
教室に入るなり、すぐに女の子たちが寄ってきて
心配そうに訳をきいてくる子あり、
自分のけがの体験を話す子あり、
抱きしめてくれる子あり、
そんな子ども達に救われた。

辛い時にこそ、謙虚に感じ取れるものだ
周りの人のありがたさ。
人の温もりが、じわじわじわじわ心に沁みた。


2009年、最後までいろいろな人に支えられながら
過ぎていきました。私たちも周りの人々の小さな
支えであったことを願います。
1年間本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


Posted by 船長
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平日
海は年末年始も休みはない。
というか、
ユダヤ暦では9月に新年を迎えたので、
そもそも「年末年始」ではない。
今はちょっと前に1週間のハヌカ休みが
終わったばかりの休み明けという時期なのだ。
というわけで海は、大晦日も元日も普通に
夕方まで幼稚園で過ごす。

実を言うと、
今年はクリスマスをすっかり忘れていた。
一昨年は日本にいたので、ウキウキしてサンタさんに
手紙を書き、プリキュアのパジャマを貰ったクリスマス。
去年は一応覚えていたので、サンタさんへ手紙を
届けないと、分からないまま通り過ぎちゃうよと説明した。
海は、それでもいいから手紙は書かない、というので、
サンタさんは我が家を素通りした。
今年はスカッと忘れていた。

もう少し大きくなったら、去年や今年のことを
なんていうか。

海のところにサンタさんがこなかったと聞いた
1歳年上で仲がいい日本人のお友だちは
「海ちゃん、あんなにいい子なのに・・・
サンタさんが間違ったんだ。サンタさんに手紙を書く!」
と大騒ぎだったとお母さんが教えてくれた。

なんとありがたい!
これで満足だ、2009年クリスマス。 
海がイスラエルでのクリスマスのことを思い出し
うらみ節を吐いた時には、そうだ、この嬉しい
エピソードを話そう。

満足は親だけ?

Posted by 船長
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ハヌカのプレゼント
引越ししてきて1年5ヶ月。
ようやくリビングのライトを2箇所取り付けた。
いや、取り付けてもらった。

今まで電器無しに過ごしていたわけではないが、
まぁいいかと間に合わせに買ったライトを
ひとつ取り付けた時点で止まっていた。
理由は2つ。
気に入ったライトがずっと入荷待ちだったこと
(そのうちイヤになって待つのを止めた)と
電器を取り付けた博士が作業の大変さから
取り付け拒否症になったこと。

日本のようにカチッとはめて終わり、と
いうような仕組みではなく、
ドリルでガガガ、ゴゴゴ、ドドド、と
天井に穴を開け、傘をつるし、中の線を
コチョコチョ接続して取り付ける。
しかし、器用な博士がやっても天井に
接した部分はキチッといかない。
苦労の割に合わないようだ。

電気取り付け

電気取り付け2

取り付けなければいけないような電器、
買わなければいいじゃないか。
博士の思考はこんな風になった。

実際のところ、部屋の壁沿いにダウンライトが
あるので、暗くて困ることはない。
新聞などを読むときはもう少し明かりが
欲しいが、その時はスタンドをプラスする。
十分だね、これで。
私たちの中ではこの状況でいつしか完結していた。

先日、半年ぶりに大家さんに会った。
普段はパリに住んでいる老夫婦の大家さんは
年に2,3回イスラエルを訪れ、私たちの
家の様子も見に来る。
今回は雨漏りの修繕をお願いをした。
じゃ、と別れる間際、大家さんから一言。
「電器、欲しくない?」

天井の真ん中にひょろ、と短いながらも
電球のないソケットが下がっているのが
きっととても気にかかっていたのだろう。
慣れとは恐ろしいものだ。
その寂しい姿が、もはや私たちには
見えていなかったのだ。

というわけで、すぐにリビング用の揃いの二つ
そして寝室と子供部屋の分も届き、
さらに電気工事の人も手配してくれた。

電器取り付け3

大家さん、かたじけない。



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ハヌカ
ただいま一週間のハヌカ休暇中。
といっても、子ども達だけの休暇なので
日本の春休みみたいなもの。
(参照:ハヌカハヌカパーティスビボン

休み前に幼稚園でハヌカパーティがあった。
去年のことを思い出す。
顔から表情を消し、じっと動かず
歌も歌わず、爪をかみながら
すべてを内側に向けていたさなぎの娘、
今年は羽を広げた蝶となり、教室内を
にこやかに舞っていた。

博士も知らないヘブライ語の歌を
感情込めて歌っている姿には、
あぁギューンと、もう、ね。
親である自分を、深く感じる瞬間である。
そして自分が親であることに、いまだに驚いたり。

昨日は仲良しの女の子3人でこじんまりと
ハヌカパーティ。
陶芸を終えて、その友達の家に着いたら、
なぜかタイツ姿とパンツ姿で遊んでいた。
子どもの取り決めは、いつも突飛で面白い。

ガリとミカ

ケラケラ、クスクス笑いながら、謎に満ちた言葉を
話し続ける女子3人。
こじんまりだけどかしましい。そう、まさに姦しい。

最後にハヌカの歌を何曲も歌いながらローソクに火を。
11日夜に始まり昨日は4日目なので4本灯して、
スフガニヤを食べる。

ハヌキヤとスフガニヤ

スフガニヤ2
    私もひとつ。アーメン。
    

あっ、そういえば
先週スフガニヤを作るためのチョコレートを
持ってくるように言われ、幼稚園の先生に渡した。
「スフガニヤは食べたけどね、中には何にも
入ってなかったよ」

チョコレートはどこにいったんだろう。    
Posted by 船長
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陶芸記録
陶芸湯飲み中

陶芸キャンドル 底を削りすぎて穴が開いたので

陶芸小鉢

陶芸小鉢中

陶芸小鉢中横 実は下の部分、色を間違えちゃった。失敗・・・

陶芸海湯飲み
     「きれいな色のがない」と不評の海へ。

ただ気分よく、思うがままにろくろを回している私、
今後は大きさを測って形をそろえることも
意識するべきか。


Posted by 船長
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生まれて初めて
風邪なのか、3日ほど腹痛で満足に食べられなかった。
こんなことはめったにない。
風邪をひいても疲労困憊でも食欲が落ちないのが
私のとりえなのだ。

ほうじ茶だけで2日が過ぎたところで、飲む点滴を
処方された。じわっと体に浸透し元気がでてきた。
ものも食べられるようになってきた。
起きて動けるようにもなってきた。

動き始めて気がついた。
あれっ、違和感がある。なにか窮屈である。

パンツが変だ!
(ズボンであるところの「パンツ」ではなく、
 ズボンの下にあるところの「パンツ」である)
裏返しではなく、
後ろ前でもなく、
なんと、120度違ったのだ。向きが。

足を入れるべき穴からはいていたわけだ。
エェーッ
自分でも本当に本当にビックリした。
こんなことってありえるのか!?
(そのとき一人だったのが残念でならない)

どうやって一日気づかずにいられたんだろう。
それだけぼぉ~っとしていたということなのか。
それにしてもね。

生まれて初めてのことって、まだまだあるもんだ。



p.s. 博士の一言。
「初めてじゃないんじゃない、気づかなかっただけでさ。」


Posted by 船長
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