ざくろ
幼稚園からの帰り道、去年同じクラスだったガイに会った。
「今日、ガイが『サクラ』を習ってきたのよ。
日本の文化と関わりが深いって説明書きにあったわ。」
と、お母さんが桜の絵を見せながら話してくれた。
桜の木の下には、ちょっと中国風ではあるが、着物姿の
女性たちも描かれていた。

ほぉー、イスラエルの幼稚園で日本の桜とは。
イスラエルからの日本の距離は、日本からイスラエルより
ちょっと近いような気がする。
国の規模が相当違うから自然なことなのかもしれないけれど。

さて、日本が桜であれば、イスラエルに関わりの
深い植物は何だろう。
ぱっ、と思い浮かぶのはオリーブ、そして、ざくろ。

ざくろはカードのワンポイントになっていたり、
陶器のざくろがちょっとしたところに置かれてあったり。

ざくろ置物

ざくろは中にびっしりと粒粒があるために、
多産の象徴なのだとも、以前ウルパンで教わった。

そのざくろ、イスラエルではよくジュースにもする。

ざくろ

   半分に切って

ざくろジュース

   ぎゅー。

さわやかな甘酸っぱさ。   
なかなかイケマス。   

ざくろシロップ
              シロップもあるよ。  

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予期せぬところから
 
家族旅行で、スペイン南部のアンダルシア地方を
訪れようと計画した後、そういえばそんな名前の
まだ見ていないDVDが手元にあったなぁ、と思い出した。
『茄子、アンダルシア』。
旅行直前に海と二人で見てみた。

アンダルシア地方が舞台の自転車レースの話で、
期待したようなものではなかったのだが、
風景がアンダルシアの雰囲気を醸し出していたし、
まぁ、いいかと思いながら見終え、エンディングの
歌が流れ出した。

えっ、うそ・・・・うぁぁぁ・・・と私の涙腺からも
どばっときた。
この声は。この独特な歌声は。

5月2日に長年敬愛していた歌手が亡くなった。
寝る前にネットでその訃報を見つけてしまい、
その夜はショックで寝付けず、朝になるのを待って
同じく大ファンだった兄と友人にメールを送った。
悲しい気持ちを共有していると知ることだけでも
ずいぶんと慰められるものだ。

その後、ネットでもそのニュースがしばらく続き、
日本では特別番組が放映されたりしていたが、
私は悲しみにドップリ浸かってしまいそうで、
彼の歌声には近づけないままでいた。
しばらくして、友が特別番組を録画したDVDを
送ってきてくれても、まだ私にはそれに対面する
心の準備ができずにいた。

まさか、こんな突然にあんな予期せぬところから
流れてこようとは。

『泣いてなんかいないで一緒に歌おうぜ、ベイベー』
そんなメッセージを送ってくれたのかもしれない。

kiyoshiro.jpg

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ディズニーランド!?
先日のアジの写真 (参照:飢えている)をみて
お義父さんから貰ったコメント。
「アジ、アジ、懐かしいなぁ~。 (変な一家?!)」

そういえば、そうだった!
2歳になる前から海はアジが大好きで、
「何が好き?」  「アジ~」
「何が食べたい?」 「アジ~」
そして一口ごとに「アジ、アジ」と言いながら
幸せそうに食べていたんだった。

あ~、忘れてたなぁ。
忘れるものなんだなぁ。
こうやって、周りの人が覚えていてくれるのは
本当にありがたい。

そうそう、それで思い出した。
今年の春にこんなことがあった。

海の仲良しのお友達がパリのディズニーランドに
いって来た。友達からその話を聞いた海は私に
「海もディズニーランドに行ったことあるよね?」
「うーん、まだ行ったことはなかったと思うよ。」
「あるよ、ディズニーランドってミッキーたちがいて
 乗り物があるんだって、ほら、行ったことあるよ。
 船長忘れたの?」
 
そのときは、海が何を思い出しているのか結局わからな
かったのだが、夜ベッドの中で2つのキーワードを頼りに
記憶の糸を辿っていった。 

『ミッキーたち、乗り物』

あっ、あれだ!
イスラエル到着1週間後のあれ。

無知に支えられたこの大胆さ、惚れ惚れする。 

ミッキー!? 
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『 レバノン 』
待っていた映画が上映され始めたので、 
さっそく昨日、博士と出かけた。

『レバノン』
レバノン戦争中の戦車の中が舞台。
今年のベネチア国際映画祭で金獅子賞(グランプリ)を
獲得したイスラエル映画である。

レバノン
 
映画の途中、友人のモシェやドゥロンと
登場人物が重なったりして、(参照:無駄遣い
スクリーンを前に普通に座っていられないような
落ち着かない気持ちになった。 
ものすごい映画だった。
素晴らしい作品だった。
終わった後、近くのカフェで博士と記憶と衝撃が
鮮明なうちに語り合う。

あれこれ書きたいことはあって、書いてみたものの、
自分が感じ伝えたい事とあまりにも離れてしまう、
または狭まり平たんになってしまうので、今それを
文章で表現するのはあきらめた。

前に聞いたモシェの言葉を思い出す。
昨年末に始まったガザでの戦争停戦の数日後、
博士がモシェに電話をし、家に遊びに来ないかと
誘った時の返答だ。
 
「今は、普通に人と会うことはとてもできない。
 落ち着かせるのに時間がかかるんだ。
 時間をくれ。ごめん・・・。」
今やっと、この言葉の意味するところが少し
理解できたと思う。

今まで見た(主にアメリカの)戦争映画、
妙に感動的だったり、過度に残酷だったり、
やけに伝説的だったり、変に英雄化されたり
そんな映画を思い出して、腹立たしささえ感じた。

そんなものに気を悪くしている私もどうかと思うけど、
きっと、その気持ちはこの映画を観た後だったら
分かってもらえると思う。

この先、日本の映画館でこのイスラエル映画が
上映されるかどうか、または、DVD化されるか
どうかはわからない。

もしいつか、『レバノン (原題)』を見つけたときには
必ず観て下さい。


Posted by 船長
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飢えている
友より小包が届いた。
今回のメインは靴。
イスラエルで私のサイズを見つけるのは、至難の業なのだ。
昨年必要に迫られて、丸一日探し回った後、買った靴も
サイズが合わず厚い中敷を入れて履く羽目になった。
しかし靴というのはやはりこれではうまくない。
というわけで、気心も好みも何もかも知っている友に、
適当に見繕って送ってくれ、と頼んだのだ。

箱を開けると、毎度のことながら海にも私にも
雑誌やらDVDやらのオマケがいろいろ入っていた。
あぁ~、ありがたい。

文理

そして今回、緩衝材として入っていたのが新聞の
折り込み広告。
コーヒーを飲みながら、地元の薬局とホームセンターの
広告をゆっくりじっくり眺めることが、なぜか無性に
嬉しかった。

こういうものにも飢えるものなのね。

折り込み広告

うわ、納豆3パック59円とな。
夢のようだ。

日本では毎日2パック食べていた私だが、1年以上
納豆には触れていなかった。
しかし1ヶ月ほど前、ついに納豆と再会。
ちなみにイスラエル唯一の納豆やさんから買う納豆は、
1パック10シェケル(≒ 250円)。
ここぞという時に食べる事にしている。
(最近では旅行から帰ってきた次の日の夕食)

旅行といえば、幸運なことに、旅行中は天気には
非常に恵まれた。
一日だけ、小雨がぱらついた日があったが、その日も
天気予報では「雷雨」だったのだから運がいい。

その日はバルセロナにいて、天気がよければ動物園の
予定でいたが、水族館に変更。
水族館も動物園も、過度に混雑していない限りは
かなり楽しめる場所だ。大人になってから特にそう思う。
信じられないような色の配色や形の生物たちを目の前に
すると、神の存在さえも信じてしまいたくなる。

そんなことを話しながら館内を進みゆく博士と私は、
果たして見るところと思うところが同じだった。
日本にいたときは週の半分は魚だった我が家の食卓を
思い出し、水族館でよく言う冗談ではなく、初めて
本気で思ったのだ。
「おいしそう・・・・」
神から遠く離れた俗物夫婦である。

水族館で撮った唯一の写真がこれ。
水族館で

う、飢えてるんだわ。

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シムハット・トーラー
イスラエルの新年(ローシュ・ハシャナー)の後に
次々やってくる祝日で、去年書けなかったものが
一つある。
「シムハット・トーラー」 (トーラー感謝祭・歓喜祭)

新年の9日後に、ヨム・キプール
ヨム・キプールの5日後に、スコット
そしてスコットの2日後にくるのが、
このシムハット・トーラー。
今年は3日前の土曜日であった。

トーラーとは、旧約聖書の中で一番重要な
モーセ五書のこと。
(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)

トーラーを抱えて
         トーラーの巻物

ユダヤ教では、このトーラーを毎週シナゴーグで朗読する。
この祭りの日に、申命記の最後のところを読み終えて、
創世記の天地創造の物語から、新たに朗読を始めるそうだ。

トーラー
         トーラーを抱えて練り歩く

練り歩く

宗教家達
      家の近くのシナゴーグではこんな人達ずら~り

ダティバック

シムハット・トーラーの日からまた一年かけて
トーラーを読む。
このサイクルが永遠に続くのだ。



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帰宅
旅行最終日は、朝4時起床。
早朝の飛行機に乗って、パリ経由でテルアビブへ
ひたすら移動の日だった。

旅行最後の晩餐、どこで何を食べようか。
うーん、悩むねぇ。
スペインでは「うわっ、これ美味しい」の連続。
うーむ、何で締めくくろうか。

博士も私も決めきれず、ウロウロしていたら、
地元の人がどんどん入っていく総菜屋さん発見。
おっ、これでいこう!
美味しそうなのを買って、ホテル(アパートタイプで
広かった)で食べることにしよう。
明日は朝早いし、ちょうどいいや。

惣菜1
「船長、買いすぎじゃない?」と海に言われたくらい
買いこんで、ホテルに戻る。

barcentric2.jpg
ホテルの下のBARでビールを一杯ひっかけって、っと。

3人とも風邪もひかず、元気に過ごせたことを祝って
ビールと牛乳でカンパ~イ。


靴を脱いで
パリの空港でのチェックは厳しく、靴も脱がされた博士。
代わりにビニールのカバーを履く。

小人が
あれっ、小人が!

パリからの飛行機、出発が2時間遅れて、夕方5時に
テルアビブの空港に到着。
家のドアを開け、長~い移動が終わった。
あぁ、帰ってきた、嬉しい。

こどもの時から、お兄ちゃんと言い合っていた。
楽しい旅行から帰ってきた後
「『やっぱりウチが一番いいね』って言わないようにしよう」
って。

家に着くなり、海の一言。
「また旅行に行きたい!」
よしっ。

旅はいいね~。でも家もいいね。

気持ちよく晴れ渡った今日のテルアビブ。
たまった洗濯と
たまってた埃をきれいにする。

拭き掃除

小人も掃除。



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旅の途中 2
IMG_2132.jpg わぁ~

IMG_2016.jpg 
キャーーッ  (海も毎日乗車)

IMG_2042.jpg きゃー (かわいい)

IMG_2737.jpg 
オラ!(英語で言うとハロー)

そして今は、昼も夜も 「サル~! (乾杯!)」 ばかり。

「オラ!」と「サル~!」はもう少し続きます。 

Posted by 船長
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