生み出す
先週の風邪が治ったと思ったら、新たなウィルスに
やられた娘、今週も月曜日からずっと軟禁生活だ。
熱はまた39度を超え、手足と体に現れた赤い発疹を
泣きながら痒がる。まるで拷問のようで、見ている
こっちも泣きそうだった。

しかし今回のメインは熱でも痒みでもなく、手の炎症。
これがひどい。
砂場でほんの少しかぶれていた手が、急速に悪化し、
目も当てられない姿になった。
火山爆発のような娘の指は、現在、一本ずつガーゼで
巻かれ、さらにぐるりと包帯でミトンの形。
熱も発疹も、元凶はこの手だったんじゃないか、と
疑いたくなる。

昨日は風邪ひき博士が休養をかねて、付き添いを
代わってくれた。
おかげで羽のはえた私の飛んだ先は、2週間ぶりの工房。
生まれて初めて回したろくろの作品が焼き上がり、
私を待っていた。
ずっとやりかった陶芸を少し前から習い始めたのだ。
土を触り、土と向き合い、感じるままに生み出す
作業に数時間没頭する。

キュッと縮まっていた「心の余裕」が柔らかくなって、
メモリの低下していたエネルギーも満ち満ちて、
晴れやかに帰宅したら、海がドアを開けて待っていた。

ずいぶん元気を取り戻した風邪コンビ。
どしっと構えて、私は治るのを待つとしよう。

初ろくろ2点


Posted by 船長
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親子の姿
1年ほど前のこと。
海が幼稚園に通う、とイスラエル人の友人たちに話すと
決まって言われた。

「アレがいるから気をつけて!」

そしてアドバイスのもと、買い求めたのがコレとコレ。

コンディショナー

くし

このクシ、使ってみると目が細かくて
ストレートな娘の髪でも一苦労だ。
 (飼っていた猫を思い出すわぁ、懐かし~い)
最初の頃は毎日、シャンプーの後に
このトリートメントをつけて、クシで丁寧にとかした。
最近では、たまに思いだして使うくらい。
幸いな事なのだが、時間がかかるわりに成果がないため、
まぁいいか、が続いていたのだ。

さて、イスラエルの幼稚園生活1年目は、
ほぼ毎月風邪をひいている娘、
今月も日曜夜に発熱し(インフルエンザは陰性)
この3日間幼稚園を休んで私とべったり過ごしている。

四六時中、目の前にある頭。何気なく髪の毛を
かき分けていたら、モゾモゾモゾ。
いたーーーっ、アレだ!
生まれて初めて見たアレは、思っていたよりずいぶん
大きかった。動きだってそんなに速くない。
これなら見つけ出して退治できそうだ。

よし、全部取ってやる!
成果が目に見えるので、やる気もおきる。

上野の山で見たなぁ、こんな姿。

Posted by 船長
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結果発表
今年は残念ながら「日本の夕べ」には行けず、
俳句コンテストの結果は知り合いの方から
教えてもらった。

1位 わたしはや きれいなはなが これはなに
2位 空を見て 今日が終わる 涼風や
3位 むしめがね じげんばくだん ひにとける

ほぉ、意外な作品が、というのが率直な印象。

テルアビブ大学の日本語の先生は、日本語を知らない
入場者のために入賞作品を翻訳しなければならず、
非常に苦労したようだ。
1位の作品、これはなに? と詠み人にこめた思いを
きいてみたい。予想外の答えが返ってくるのかもしれない。
もしかして、きれいな「はな」とこれ「はな」にが
かかっているとか?
先生がどう訳したのか、ぜひとも教えてもらいたいものだ。

さて、これが今年のポスター。

erev09.jpg

日本夕べ。
のがないだけで、一瞬よくわからず、
「日本ダベ」の濁点を忘れたのかと、ひねりすぎた想像を
してしまう。
この「日本夕べ」、最初はなんと「日本食べ」だった
という裏話も聞いた。 
うほほほ、ハングリ~!

Posted by 船長
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朝の仕事
「お皿をさげてないよー。」
「パジャマ、脱ぎっぱなしだよー。」

娘に向かってオウムのように繰り返す。
毎朝、同じことを言っている自分が嫌になった。
言われる方はもっと不快に違いない。

そこで、改善策を考えた。
言わなくてもいい方法。
そうだ、書けばいいんだ。

すると娘、
ちょっとかわいい紙につられて寄ってきた。
そして、かわいいから自分で書きたいと
鉛筆を持ってきた。

朝の仕事

「朝の仕事1~6」
その後は毎朝、紙を見ながら自分でチェック。
言われないから気分もいい。

言わない私の気分もいい。
Posted by 船長
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俳句コンテスト投票
去年に引続き、今年もやりますテルアビブ大学
俳句コンテスト。

頭をひねって、言葉を捜して、時間をかけて書き上げた
それぞれの句。
そんなイスラエル人学生を想像しながら、好みの句を
選んでください。

俳句コンテスト投票

イスラエル時間10日水曜日の夜に投票は締め切りです。

結果は後日発表します。
Posted by 船長
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ひょんな所で
先週末、イスラエルの家族が住む北部のキブツに
一泊した帰り道、ある村に立ち寄った。
夕食に招待されたためだ。

2週間ほど前ひょんな所で「あれっ、もしかして!?」
と博士が話しかけた人がいた。
それが、『迷子の警察音楽隊』に出演していた
コントラバス奏者ヒシャムとの出会いだ。
(漂流博士参照:東京国際映画祭グランプリ!

かたい握手を交わしながら言ったという。
「いいか、もうお前は家族だ。近くに来たら必ず
連絡しろよ。待ってるからな。」
そして、その言葉どおり私たちは電話をし、
彼らは歓迎してくれた。

訪れたのはドゥルーズ族が6割を占める村。
ヒシャム一家はドゥルーズではなく、アラブ人であり、
イスラム教ではなく、キリスト教を信仰している。
家も教会のすぐ近くにあった。

ヒシャムはその村で生まれ育ち、その村の女性と結婚し、
その村で音楽教師をしている。同時にオーケストラで
演奏しているプロの音楽家でもある。
『迷子~』の映画監督が演奏を見に来て、いきなり
スカウトされたのだそうだ。

迷子の写真
               監督(右)とヒシャム

一般的に、アラブ人家族のもてなしは厚く、
客はもりもり食べるのが礼儀と聞いている。
お昼を抜いてペコペコの状態で備えた私たちは
後から後から出てくる熱々の料理(どれもこれも
美味しかった)を二日分は食べたが、テーブルの
上にはまだまだ料理が残っていた。
たっぷり食べて、たっぷり残った。
これでいいのだ。

家族一同

家族一同2

学校で英語とヘブライ語を習っている女の子たちとも、
ヘブライ語を少し話せるお母さんとも、つたなき言葉で
会話をかわしながら食事できたのは、うーん、本当に
嬉しくて心地がよかった。
ヘブライ語学習の甲斐があったってもんだ。よし!

食後は、私たちのリクエストに応えて弾いてくれた
ウードに酔いしれながら、夜も更けていった。

ウード演奏

ヒシャムと奥さん

途中、娘に付き合い少し席を外した私、
戻ると、大きなハートのバースデーケーキを
持って皆が歌ってくれているではないか。
えっ~~~! 
全く予期せぬ事態に、私はローソクを吹き消すのも
忘れてただただ感激。皆の顔もよく見れずただただ涙。
そんなサプライズまであった。

どこを訪れようと、何をしようと、最も心に残るのは
やはり“人とのふれあい”なのだ。


Posted by 船長
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