ペーパー
イスラエルに来る前、保育園で仲がよかった友達は
みかちゃん。現在通っている幼稚園で仲がいい友達も
Mika。このミカと娘は誕生日まで一緒だ。

昨日はミカとプレイデート(事前に約束をして二人で
遊ぶ)。私が幼稚園から2人を連れ帰り、夕方ミカの
お母さんが迎えに来るまで我が家で遊んでいた。
迎えに来るまでと言っても、楽しく遊んでいる二人が
すぐにバイバイできるはずもなく、そこからがまた長い。

「まだちょっとしか遊んでいない」「泊まって一緒に寝たい」
などと抵抗している娘たちを説得してる合い間に、
ミカのお母さんが聞いてきた。
「日本では鼻をかむ時は何でかむ?」

ティッシュ。イスラエルにもある。
あるけれど、日本のティッシュのような位置づけではない。
ティッシュを全く買わない家だって多い。
じゃ、鼻をかんだり、口を拭いたり、こぼれたものを
ササッとぬぐったりする日本のティッシュの代わりは
何かと言うと、その役をどーんと担っているのは
トイレットペーパーだ。
キッチンやリビングでも活躍範囲はとても広い。
(少なくとも、周りを見る限り)

この質問には訳がある。
ミカ家族が少し前まで住んでいたアメリカで、
普通に職場の机やテーブルにおいていたのを
指摘されて、ちょっと恥ずかしい思いをしたらしい。
ところ変われば「普通」も変わる、というわけだ。

イスラエルで売っているティッシュは、決して安く
ないのにあまり柔らかくない。ちょっと品質高めの
トイレットペーパーの方が柔らかで、鼻の下がヒリ
ヒリすることもない。
ちょうちょや花、犬、ハートなどのかわいい模様も
家の中での地位の獲得に役立っていそうだ。

トイレットペーパー 表示が5言語

我が家はすでにイスラエル式。
トイレ以外においているトイレットペーパーを
娘は普通に、ティッシュと呼んでいる。

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明るい方へ
海が幼稚園から持ち帰って来たコップ。
中をのぞくと、もにょもにょと芽を出し始めた
レンズマメだ。
コップの底で窮屈そうにしていたので、大きい
容器に移し替えて、キッチンの隅に置いた。

すると、もにょもにょと下に這いつくばっていた
あの小さな芽たちが、翌朝には上へひゅるひゅる
伸びているではないか。たった一晩なのに。
驚くべき成長!
朝からこんな発見があると、一日が鼻歌で
スタートできるのだ。

ひょろひょろのマメマメ兄弟たち、しかし、
その天へ向かって伸びゆく姿からは、しっかりと
した生きる意志と強くしなやかなエネルギーを感じる。
そんなマメマメたちがかわいくって、日に何度も
見つめ話しかけにキッチンに向かう。

この週末は珍しく雨が降り続いた。雨季に入っても
まともな雨はほとんど降っていないイスラエルは
深刻な水不足なので、恵みの雨だ。
朝から一日外出して、夕方戻って家の電気をつけ、
ふとマメマメ兄弟を見ると、全員が揃って外を
向いていた。

マメマメ

雨が降っていても、暗い家の中より外の方が
明るかったのだ。

マメマメ2
          夜のうちにまた元通り。

彼らは知っている、自分たちにとって大切なもの。
そして、しっかりと大切なものに顔を向けて、
素直に伸びていく。
光を感じる方へ、明るい方へ。

我が光センサーも、もっと作動せよ。



P.S. 「おくりびと」!! 
   イスラエルでの上映を大いに期待。
  知らなかったけど「つみきのいえ」もVIVA!
  日本映画も、明るい方へ、明るい方へ。


Posted by 船長
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娘の問い
娘が最初に覚えたヘブライ語の文は
「お名前は?」と「何歳?」だと思う。

滞在していたホテルでも、ほぼ毎日誰かに聞かれて
いたし、住居探しの時は不動産屋さんや大家さんに、
お店のレジで並んでいれば後ろの人に、
どこにいっても娘が立ち止まっていれば、どこかから
この質問は飛んでくるのだ。

さて、その娘、家ではたまに我らに年齢を問うてくる。
「何歳だと思う?」と聞き返すと

「う~ん、7歳?」
「そうだね、それくらいだね。」
「博士は強いから、10歳かなぁ?」
「おっ、近い。」

などと、後で怒られそうなくらいテキトウなやり取りを
交わすのが常であった。
娘の中では、どうも「10歳=大人」という認識で、
年齢に関しては、その後の数字には興味がないかの
ようだ。

しかし、娘も5歳となり、体も心も思考も飛躍的に
成長している。そんな娘を前に、私たちもすべてに
関して、今までよりもっときちんと対応をした方が
いいね、と博士と話し合っていた。

そんな頃、久しぶりにきた、あの質問。
「ねぇ、船長は何歳なんだっけ?」
よし、と姿勢を正し、ゆっくりと
「あのね、さんじゅう~・・・」

「えっ、あははは~。
 30って多すぎるよ。
 船長はいっつもおっかしいんだよねぇ~。」
これで終わってしまった。

そうか・・・多すぎるか。


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お店の日本語
ぶらぶらお店をのぞいていると、時々日本の製品や
日本風の製品を目にする。

そして、その日本風の製品についてる日本語、
ぱっと見て変だなぁと思ったものも、
じっと見ていると分からなくなる。
これでもいいのか否か。

わさび
               ほんものとは。

あたらしの風
            名前だけに判断が難しい。  

日本で溢れかえっている横文字。
笑っちゃうようなものも、笑えないようなものも
相当あるのだろうねぇ。

使い便利ハッピー
      使い便利 ハツピー。 うふふ。       


それはそうと、しつこいようですが、博士も私も
いまだ夢心地の村上春樹。
興奮そのままに直球で書かれた博士のブログ、
そうそうこんな感じ、とその時の雰囲気がよく
伝わってくるので、興味のある方は一読を→ 漂流博士
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じわじわじわ
まだ興奮している。
というより、夢のようであった昨日より、じわじわと
実感がわいてきた今日のほうが興奮しているかもしれない。

エルサレム賞を受賞した村上春樹。
受賞のニュースに熱く盛りあがっていた私たち、
その思いが通じたのか、幸運にも、その授賞式の会場に
入れることになった。さらにその上、式の前に控え室で
本人と接する機会まで持てた。

以前からちょっと聞いてみたいことがあったのだが、
本人を目の前にして、気持ちがこみ上げて、全く違う
言葉を発している私がいた。

個人的な第一次村上春樹ブームであった高校3年、
大学1年の頃の若き熱い私が、突然むくむくと体中で
よみがえってきて、その私が感激して話しているようだった。

自分のこと、分からないことはまだまだ多いものだ。

さて、日本での受賞辞退を求める運動に関しては
こちらの新聞でも、取り上げられていた。
難しい状況の中、よくぞきてくれた。
15分ほどの受賞スピーチ(英語)は、気持ちのこもった
非常に惹きつけられる内容で、人前で話すのが苦手と
言われている村上春樹、途中からぐっとノッテきて、
聞いている私も自然と前のめりになった。
終わった後はスタンディングオベーション。
今日の新聞にはその全文(ヘブライ語)が載っている。

我が家、またしばらくは村上春樹ブームである。

村上春樹

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響く
久しぶりに散歩に出た。
熱が下がってからも、咳や頭痛という風邪の小物を
あちこちに身につけて、弱々しくスッキリしない私を
見ていた博士のアドバイスだ。

暖かな日差しの中、薄手のコートを羽織り、外に出た。
スリッパばかりで忘れてた、足を上げてかかとから着地
すること、ぐいっと前へ歩くこと。

散歩っていうのもすっかり忘れてた。
思えば最近は、行かねばならぬ場所にしか行ってなかった。
気持ちに余裕がなかったってことなんだろう。

足はもう自然に西へ。
あぁ。
見えてきた、聞こえてきた、香ってきた。

今までの人生で、そしてこの先の人生を考えても、
きっと今が一番近い場所に住んでいる。
それなのに、なんてことだ。そのことを忘れていた。
海を忘れていた。

波の近くに一人座る。
波の音が心地よく全身に響く。


慣れというものには、日々助けられる事が多いのだけど、
時として、想像以上に手ごわい敵になるのかもしれない。

海の響きを、時々、感じにゆこう。

Posted by 船長
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あぁ、嬉しい
かなり元気を取り戻してきた。
立って動けることが嬉しくて、初々しい気持ち。

心配していた娘も、熱が落ちつき、食欲も出てきて、
回復の道を歩み出した。

前の風邪のときに余った抗生物質を、試しに飲ませ
てみたのが、効いたのかどうかは分からないが、
とにかく熱が下がり、心底ホッとしている。


昨日食べたうどんは、特別においしかった~。

そして、久しぶりに笑った。

笑うなんて、簡単なことなのに、元気がないと
難しい。笑うことも忘れるものなのだと今更ながら
思い知った。

久しぶりに、3人で笑った。幸せだ。

Posted by 船長
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高熱
娘が熱を出し二日苦しんだ後、娘の風邪が治らぬまま、
私もその高熱のターゲットとなった。

丸二日、平均体温39度台。
薬の効き目もあまり感じられず、40度をもひょこひょこ
越してしまった。こんな高熱はどれくらいぶりだろうか。

いつも診てもらうドクターは、あいにく不在中で、
他の病院を探し、待合室で待たされるのを想像すると
立ち上がる決心がつかないまま時が過ぎてしまっていた。

そのドクターが昨日から復帰。
状況を知り、家まで診察に来てくれた。
カバンを持って現れたドクターの顔、見たら泣けてきた。
インフルエンザは陰性、原因はウィルスとの診断だった。

高すぎる熱が続いたこともあり、バシッとやっつけま
しょうと少々強めの薬と解熱剤を処方された。
どんどん汗が出てくる。たっぷりかいたところで着替え。
しかし、この発汗が止まらず、繰り返すこと5回。
ズボンの着替えが足りなくて、博士のパジャマも借りて、
最後は博士の作務衣まで登場。
元気な時だったら、笑っちゃう姿だ。

着替える足元はふらつくが、着替えるたびに少しずつ
体は軽くなり、世界が明るく見えてきた。

自身の風邪ではなかなか休めぬのに、少ない有給を
半日とって、女2人をかいがいしく看病してくれた博士に
心から感謝。

2日半ぶりに鏡を見たら、頬はこけ、目も落ち込んでいる。
そして、唇全体の皮がぼこぼこといびつにめくりあがって
いて驚いた。熱のせいだ。
横を見ると娘の唇も同じ。
ひと皮むけている女たちなのだ。

風邪をひいても、普段は食欲が落ちない娘と私だが、
今回ばかりは勝手が違った。
私は2日半で固形物はイチゴ6粒だけ。
娘は、4日間で唯一食べられたのは柿の種。しぶい。

とにかく、このたびの風邪は手ごわいヤツなのだ。

私は薬が効き、バシッとこのまま回復できそうだが、
心配なのは、風邪と診断された娘。
連日高熱を出し、今日もまた昼も夜も39度を越し座薬を
使った。今はドクターの指示に従うしかない。
しかし、回復まではまだ時間がかかるのかもしれない。
あぁ、早くあの元気な笑い声が聞きたい。

元気でいてくれればそれでいい。
元気になったら忘れてしまわぬように、しっかりそれを
書いておこう。


Posted by 船長
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見えるもの
博士が職場からもらってきた風邪で、我が家は
風邪菌蔓延。

ここ1週間、9時台には大人ふたりも寝る体制に入り、
何とか悪化をくいとどめてきた。
オオゴトにならずに、このまま抜け出せるかと思った
ところで、海がガシッとつかまってしまった。

高熱の中ふらふらと立ち上がって、冷たい石の
床にへたり込む海、大丈夫かと手を差し伸べたら、
手のひらにしわが多くて怖いと言う。

なるほど、そうなのだ。
状況が違うと見えるものも違うのだ。


しょうが兄弟
        大人の味方、しょうが兄弟。

イチゴ
         旬のこれは、母子の味方。


Posted by 船長
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