前に進むとは。
引越しをして新しいところに住み始めると
あれこれ勝手が違ったり
あちこち家の中の不具合がでてくる。

我が家で まず最初に見つけたのは
エアコン吹き出し口に付着していたカビだ。
何気なく天井を見上げた時に
吹き出し口の隙間が黒っぽく見えた。
椅子に乗って近づくと「ぎゃー」。
びっしり黒々元気なカビ。
早めに気づいてよかった。
天井は見上げてみるもんだ。

管理事務所に連絡すると担当の人がやってきた。
ホンドゥラス出身のティノ。
ここで27年働いているという。
掃除してカビを落とすのかと思いきや
天井に埋め込まれた吹き出し口の周りを
ナイフでシャッ、シャッと切りこんで
吹き出し口をかパッと取り出して
丸ごと替えてくれた。

ナイフの切りこみで傷ついて
ペンキが剥げた周りは後で直しに来るという。
その日の夕方、来てくれたのがマリオ。
塗装担当のマリオはグアテマラ出身で
ここでの勤務は29年だそうだ。

その後、細かい不具合はいくつかあったが、
大きいものは水漏れ。
玄関近くのカーペットがじわじわ湿っているのを発見した。
濡れている場所は 壁を挟んでバスタブの隣だ。
大事にならなければいいな。

担当はまたティノ。
濡れている場所は玄関脇だが、
ティノは迷わず寝室の壁の前へ。
道具袋の中から細いノコギリのようなものを
出したと思ったら、寝室の壁に穴を開けた。
あっという間の出来事。
「あれっ、ちがうみたいだな。」
水漏れは違う場所だった。

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思っていたより大ごとの水漏れだったが、
原因がわかり、数日後に修理が済んだ。
残りは穴だけ。
次の日にまたマリオ登場。
「簡単な手術だよ〜。」と
鼻歌交じりの手術成功。

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ここの住宅の壁だからできることかもしれないが
このシンプルさに励まされた。

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まずは穴を開ける。
この精神が必要だ、私には。

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小曽根真のおかげ
指揮者の佐渡裕が
ワシントンDCのオーケストラと共演することを
ひょんなところから知り
これは行かねばと3人で出かけた。

ひょんなところというのは
ジャズピアニストの小曽根真の投稿。

飛行機の座席についた途端
斜め後ろから「小曽根さん!」と…。 振り向けばマエストロ佐渡裕さん!こんな事あるんですね。
佐渡さんはワシントンD.C. のケネディーセンターでNational Symphony Orchestra と「不安の時代」をされるそうです。


と二人の満面笑みの自撮り写真が載っていたのだ。

ワシントンで聴くオーケストラ公演はこれが初めて。
開演20分前に着席すると、団員がそれぞれ練習していた。
少し弾いては動き回る人や ずいぶんとギリギリにくる奏者もいて
会場全体があまりキチンとしすぎていない。
演奏中も、もちろん基本的に聴衆は静かにしているが
コホンコホン、ウウン、ゴホッゴホ、などの咳払いが
あちこちから自然に聞こえた。
好い加減にピリピリしない状況が
音楽を聴くにはちょうどよかった。
後ろの席だったが、思ったより近い。
音響もいいのだろう楽器ひとつひとつが
すぐそこで鳴っている。


IMG_2533_convert_20180125041012.jpg
               開演前

サカサカサカっと足早だが堂々と現れた佐渡裕。
おぉ。
笑みを浮かべて客席を向く。
大きい。
すぐに演奏が始まった。
オーケストラの演奏で
こんなに指揮者ばかり見たのは初めてだった。
佐渡裕の指揮はわかりやすい。
感情的で、動きが大きいのだ。
ピョンピョン、ピョコピョコ
時には跳ねながら、エネルギッシュな指揮だった。

終演後、客席を向いた佐渡裕の汗だくの清々しい顔。
爽快感が私の中にも漂った。

私もピョンピョン跳ねよう。
心向くまま、大人も跳ねよう。



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発見
年が明けてから
家族3人で 紅白歌合戦を観戦した。
紅白という「歌の詰め合わせ 1年分」は
ここ数年の我が家の楽しみになっている。

アメリカではテレビの契約によって
NHKワールドなどが視聴できるようだが
我が家にはテレビがないので
当然テレビの契約もしていない。

しかし、調べてみたら紅白は
NHKのオンデマンドで インターネットを経由して
観ることができるとわかった。
ちなみに料金は前半540円、後半540円。

インターネットの回線の関係で
時々止まったり、全く動かなくなってやり直したりしながらも
アメリカの家で紅白を見てお正月気分を味わえる幸せ。

知らない歌手も芸人も多いし、
のりきれない時間帯もあるにはあるが
見たことがなかったキラリと光る才能が
あちらから画面ごしに近づいてきてくれる。
そんな「出会い」が一度に味わえた。
知らないからこそのよさである。

平尾昌晃を偲んで歌った五木ひろしを見て
「あ〜、五木ひろしだっ!」
と娘が初笑い。
これまでは、コロッケのものまねでしか知らなかったのだ。

今回、
三浦大知とSuperflyのふたりが、私の発見。
娘は五木ひろし。


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2018年
出足が遅くなりましたが
あけましておめでとうございます。

2008年に我が家3人の漂流がはじまり
それがきっかけで始めたこのブログも
6月で10年になります。

10年で漂着地はダイナミックに変わりました。
しかし、日々の生活は手漕ぎゆえ
波に引き戻されたり
同じところをくるくる回ったり
なかなか思うようには進めません。
小さな船からの風景もあまり代わり映えはしませんが
これからもどうぞ見守ってください。

ときには歌を歌ったりしながら
なるべく前方をめざし
気分よく舵をとっていきたいと思っています。

今年もよろしくお願いします。

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メトロ活用
車社会といわれるアメリカの生活だが
我が家は毎日車を使うわけでない。
幸いメトロの駅もバス停も近いので
徒歩、自転車、バス、地下鉄と選択肢がある。
外出する時は、天気や時間帯などによって
一番気持ちよさそうなものを選んでいる。

とりわけ、車に毎日エンジンをかけずに
済んでいる大きな要因は、
博士が車で通勤していないことである。
職場までは9kmほど。
その9kmの道、自転車のペダルをふんでいく。
自転車専用道までは一般道を走るが
自転車レーンが多いので走りやすいという。

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通勤で、日々タフになってるのを喜んでいる博士。
通勤がてらトレーニングできるので一石二鳥だ。
そして、会食がある夜は
メトロに自転車を乗せて帰ってくる。
これができるのが大きい。

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平日の朝7-10時と夕方4−7時以外は
いつでも自転車と一緒に乗車していい。
夜遅くに自転車でえっちらおっちら帰ってこなくていいし、
自転車のためにお酒を我慢しなくてもいい。
ストイックになりすぎないのが続くコツでもある。

自転車は、飲んだら乗るな、乗るならメトロ。


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