よかれと思って
蓼食う虫も好き好き。
人の好みは、それぞれである。

国が違うと、その「好き好き」の違いが
ひとまわり大きくなる。
身近なところでは食べ物の味や服のデザイン、
組み合わせる色などでも感じる。
「人の好みはいろいろだなぁ」と
思わせられることが多い。

先日、太鼓のバッグを注文した。
好きな布で作ってもらえるために手持ちの布を渡したら
なんとその日のうちに出来あがってきた。
まずは仕事の早さにびっくり。
さらに見知らぬ布が(勝手に)ついているのにもビックリ。

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カーテンみたいなテロテロした厚手の布。
良かれと思ってつけてくれたのだろうけど・・・。
うーむ、これは・・・うーむ。

やっぱり変えてもらいました。
好みの違い、面白い。

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目標は同じ
ガーナ人の父をもつ サニブラウンが
陸上100m、200mで2冠。
ガーナにいるせいもあり、嬉しい気持ちで映像を見た。
結果を知った後だし、パソコンの小さな画面だったのに
「おおぉ〜」と声が出た。何回か繰り返し見た。(それは録画の利点)
LIVEで見たかったなぁ。

ちょうど100mで優勝した同じ日にこっちでも
「ガーナ陸上選手権」があった。
外国人で見に来ていたのは、博士と私くらい。
だから何人もの人に「ウェルカム」と声をかけられた。

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          女子800mのスタート。

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          幅跳び。選手も飛行機もとべ! 

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          1500mの選手入場。靴を片手に裸足の選手も多い。

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          グランドは凸凹。気にせず走り抜ける。

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          100mは僅差の勝負だった。

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          100mの王者。タイムは10.83。
          グランドがよければもっといいタイムが・・・

国のトップアスリートの競技を
生で、さらにこんな近くで観たのは初めて。
かなり興奮した。

日本とガーナ、グランドの状態はずいぶん違ったけれど、
目標は同じ、世界陸上出場。
8月の本番も日本とガーナを応援するぞ。

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クイズ
この棒は何でしょう?

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下を読み進める前に、ちょっと考えてみてください。

<ヒント>
毎日使うもの。
形は違うけど、日本でも誰もが使います。
自分専用のものがあって、一日に数回使います。
(日本も昔はこれとほぼ同じだったらしい。)

こんな風に置いてありました。(再現イメージ)
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はい、正解は、歯を清潔にする道具です。
爪楊枝の役割ではなく、歯ブラシ代わり。

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大人も子どもも噛んでます。
村でも街でも見かけます。

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Posted by 船長
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ペタペタ
昔はいろいろとバイトを経験した。
定番のウェートレス、家庭教師などの他にも
アンケート作成、受験の試験監督、スーパーの試食案内。
ちょっと珍しいところでは、選挙のウグイス嬢2回。
一番面白かったのはエキストラ。
これはバイトというより楽しみで大学4年間ずっと続けた。

どのバイトでも、お金をもらう時に
封筒か何かに入っているとホッとして
ひらひらと現金を手渡されると そわそわした。
家庭教師でお金を財布から数えながら払われて、
その額を見た生徒がノートの隅に1回いくらなのか計算したことがあった。
正当なお金でありながら なんとも言えぬ居心地の悪さを感じた。
労働価値とお金の生々しさとの間に
ワンクッション置きたかったのだ。
若かったってこともあるのかな。
お年玉もずっと袋に入れて取って置く子どもだったから。

前置きが 長くなってしまった。

ガーナで結婚式などの祝い事で演奏したり踊ったりする人に
「おひねり」をあげる場面を何度か見た。
おひねりといっても紙に包んであるわけではない。

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汗をかいた顔に現金をペタペタ。

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コインまでペタペタ。

お金の生々しさは その生々しい分だけ
ちょっとした興奮作用があるのだろう。
お金が舞うことでわっと歓声が上がった。
お金がお金としてしっかり見えるから
盛りあがるわけなのだ。

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          コンサートでもステージに上がってペタペタお札をくっつける

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          右の男性がお札をひらひらとばらまいた

一度、小学校の友達である演歌歌手のコンサートに行ったら
歌と歌の間や、歌っている最中にも
後援会らしき人たちがたくさんステージに近づいて
「頑張ってね」と着物に次々とお札をはさんでいた。
この時も観客は盛りあがった。
地球の裏側と同じだ。

ガーナにいると別世界を感じることがよくあるが
そんな別世界(に見えること)は、案外身近なところにもあるのかもしれない。


Posted by 船長
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スポットライト (久しぶりに娘系)
先日、娘の学校の生徒たちによるミュージカルがあった。
毎年この時期に2日に渡って上演される。
役者は1月にオーディションで選ばれる中高生だ。

海も多少の興味は持っていたようだが、
ガーナ滞在が3年を過ぎ、いつまでガーナにいられるかが
はっきりしない身としてオーディションは受けられなかった。

学校では、オーディションを通過した友人たちが
ミュージカルの練習に明け暮れるのを
横目で見ながら 月日が過ぎ去った。

しばらくすると、バックステージの募集があり
面接を経て、海はメンバーの一員となった。
バックステージとはその名の通り、舞台の裏で動く人だ。
大道具、小道具を考え用意する。
そして場面が変わる度に 椅子やテーブルなどのセットを移動する裏方さん。

日本の中学生だったら、
生活の中心になっていたであろう「部活」の経験がない海にとって
このバックステージは 初めての部活のようであった。
朝6時半に家を出て、帰りは夕方6時半。
帰ってくる顔がいつも生き生きとしていた。

役者の練習を見ながら準備している間に
ずいぶんと台詞も踊りも覚えたらしく
オーディションを受けたかったな と
ぽそっと口からこぼれたりもした。

本番当日、バックステージのスタッフはみな
黒Tシャツ、黒スパッツ、黒靴下、黒スニーカー姿。
まさに黒子。
ライトの消えた幕間にサササッーと舞台袖から出てきて
セットを運びこんだり 運び去ったりするのが役目。

黒子の仕事は暗いステージ上だが、
親の目のスポットライトはあたる。
博士と私には
やけに素早い動きの忍者のような海がよく見えた。
「おいおい、そんなに急がなくても」
ステージから降りる時に転んじゃうんじゃないかと
博士と二人で心配したり笑ったり。

上演後、緊張が解き放たれ 達成感いっぱいの
キャストたちがお客さんに囲まれている脇で
校内にセットを運んでいたバックステージの黒子たちが目に入る。

いいぞ、青春。
よくやった。よくやった。




Posted by 船長
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