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田んぼ
今回、2年ぶりに故郷に帰った。
緑がみずみずしく濃くて
あまりに美しいことに驚かされた。

大学生になって東京で暮らし始めた後、
初めて故郷に帰った時に
田んぼに感激したのを思い出す。
田んぼにカメラを持って行き
実った稲が揺れる何枚も写真を撮った。
その頃はデジカメもなくフィルムを入れて
1枚1枚大事に写真を撮る時代だった。
私はうわーうわーと言いながら
目の前の田んぼに向けてシャッターを切った。
24枚のフィルム全部を田んぼに使った。

現像に出して、
後日1000円程のお金を払って受け取った写真には
興奮したあの景色は写っていなかった。
24枚のボンヤリした田んぼが手元に残った。

写真には写らなかったけれど、
あの時の湧き上がった快感は今でも
ありありと思い出すことができる。


Posted by 船長
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天に任せる
ようやく実現できたアメリカでの初キャンプ。

2ヶ月前に2泊予約して待ちに待っていた。
我が家は予定を立てて行動するのが得意な方ではないのだが
2ヶ月も前に予約したのはすぐにいっぱいになってしまうからだ。
キャンプ場はいくつもあるが
キャンプ人口も多いように思われる。

日にちが近づくにつれて天気予報が気になった。
お日様続きだったマークがその週末に限って雨または雷雨。
うううう。
天気はどうすることもできない。
諦めモードに自分たちをシフトして
もし晴れ間が出たらその間だけでも行ってみようと決めた。
家から40分以内の距離なのだ。
運を天に任せ、天気も天に任せる。

1日目は晴れる気配はなかったので別の予定を入れて過ごし
2日目は午前雨、午後はやんで夕方はまた雨予報。
キャンプの用意をして家をお昼を食べ
空を見ながら出発した。

着いた時は快晴。
キャンプ場はほぼいっぱいで
芝生の公園では子どもたちがサッカーをしている。
キャンプサイトはテントよりもキャンピングカーが多かった。
私たちの両隣も前も斜め前もみんなキャンピングカーだ。

青空のもと新しいテントを3人で設営。
初めてタープも張ってみた。
イスとテーブルを出し、コーヒーを沸かし緑の中で一服する。
あぁ、これこれ!
見上げれば爽快な青。
もう雨が降るとは思えないね、と私たち。

天はそんな私たちの声を聞いたかどうかは知らないが
この後、みるみるうちに黒雲が広がり
予報通りの激しい雨におそわれた。
なんとか3人であっちを高くしたりこっちを引っ張ったりして凌いだ。

そして気づいた。
大降りの中、1時間ほどタープのポールを支えながら
雨を眺めるのもそんなに嫌いじゃないし、
濡れさえしなければ雨も気分いい。

爽やかな空気の中、1泊2日のアメリカ初キャンプ。
もう、雨は怖くないぞ。

DSCF5743 のコピー
        雨の後の希望。
Posted by 船長
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卒業式
6月18日は中学の卒業式だった。
卒業生は400人以上いるため
会場の大体育館は家族の人数制限があった。
生徒一人につき2枚のチケットが事前に配布され
二人までは大体育館に入ることができる。
その他もう一枚、講堂に入場できるチケットが配られた。
講堂では、式の様子が大きなスクリーンで生中継される。

講堂のチケットは我が家のように不要な人は返却し
必要な人は先着順に余分にもらえる方式だった。

8時半から始まる卒業式。
駐車場はすでに満車で、駐車できる場所を探しまわった。
15分ほど前に学校に着くと 会場は親たちでいっぱい。
明るい熱気で満ちていた。

8時35分頃、6年生による楽団の演奏が始まった。
曲の名前は知らないが、よく聞いたことのある卒業式らしい曲だ。
卒業生が入場し始めた。
一人一人の卒業生を見ているうちに
急にうわうわと何か胸にこみ上げてきた。

あ、海だ!
歩いているだけなのに、その姿を見て鼓動が早くなった。
ここでもちゃんと一員として受け入れられていること
一員として堂々と歩いていること
そんなことがありがたくてちょっと泣けてくるのだ。

IMG_3453_convert_20180626053104.jpg
          制服がないので服装もいろいろ。
          海は入場し終えて席のところに立っている一人。

卒業生が入場し終わり、式が始まった。
司会は3人の卒業生だった。
式次第は
1、卒業生のコーラスグループの歌
2、卒業生4人が代表でスピーチ
(これが大人顔負けでびっくり。圧倒された。)
3、「今年の先生」に選ばれた先生による短いスピーチ
4、卒業生の名前が一人一人呼ばれる
5、校長先生の短いスピーチ

卒業生の名前を呼ぶのも先生ではなく、
ホームルーム代表の生徒たちだった。
呼ばれた生徒は起立し 回れ右で親たちの方をむく。
みんないい顔をしていたなぁ。
時々名前を叫んだりする親たちもいたけど
卒業生たちは落ち着いてみえた。

卒業生による卒業式、
みな堂々として楽しそうだった。
頼もしかった。

Posted by 船長
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中学8年生
アメリカの中学は6年生から8年生の3年間。
海は8年生なので中学最終学年である。

先週までの3週間ほどは、
とびとびに学年末試験やその他のテストがあり、
落ち着かなかった海だがそれも終わった。
最後の1週間(先週)の覚書を自分用に記しておきたい。

月曜、8年生は毎日使っていたipad(タブレット型パソコン)を
学校に返却した。
美術や体育などの授業以外は、すべてipadを使って授業を受ける。
自分の教科書はなく、ノートも要らない。
(買っておいたノートは、結局1冊も使わなかった。)
先生は黒板の代わりにスマートボード(電子黒板)を使い
必要に応じてプリントを配る。

この地域は全ての公立学校が、全生徒にipadを貸与していて、
それを使って授業を受けるシステムである。
他の地域のことは知らないが、ここが特別なわけではないらしい。
教科書がないのは 今だにいいとは思えないが
ところ変われば、あらゆることが違うのだ。

各教科ともipadがなければ授業ができないからと
数日間は(テスト以外は)ほとんど
映画鑑賞か自由時間だったらしい。
毎日使うipadを返す=学校とのお別れ ということだ。

水曜日、試験や授業が全て終わり。

木曜日、卒業式の練習。中学時代の最後のお弁当。
ちなみに在校生は卒業式には出ない。
帰宅後「いや〜、海は幸せもんだよ」とつぶやきながら
友達からのメッセージが書きこまれた
スケッチブックを見せてくれる。
8年生初日は涙、最後は幸せもん、よかった。

夜は学校の体育館で
8年生のみの卒業ダンスパーティ。
普段はほぼ全員がTシャツ短パンというカジュアルな服装の生徒たちが
この夜は着飾りキラキラして集まる。
海もドレスアップし ヒールのあるサンダルを履いて参加。
迎えに行った車の中から見ると
14歳たち(特に女子)はまるで大人のようだ。

金曜日は学年全体で遊園地へGO。
修学旅行かつ卒業旅行。
ジェットコースターが苦手な海が
友達に勇気をもらって乗ってみたという。
終わっても手が震えて、ただ呆然としていたとのこと。
じゃ、一番楽しかったのはなんだったのか聞くと
「うーん、ジェットコースター」
そうなのか。

中学生最後、いい思い出がまた増えた。

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Posted by 船長
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大きな入り口
娘は中学校のブッククラブに入っていて
月に一度、集まりがあった。
19時からだったので娘と一緒に私も出席した。
図書室に各自が紹介したい本を持っていき
本のことを話すのが主たる活動である。

参加者はだいたい15人くらいでアットホームな雰囲気だった。
まずは参加者全員で簡単なゲームをやる。
笑いあったりして気持ちを温めた後で
好きな本を紹介する。
ブッククラブにはおまけがあって
それが子供たち(だけじゃないか)の楽しみ。
途中で先生がピザを注文してみんなで食べるのだ。

ブッククラブで使う学校の図書室には
ちょうど私の見たいものがあったので
初めて行った日に探してみた。

お〜、あるある。
英語に翻訳されたマンガたち。
日本のマンガがあると海から聞いていたのだ。
『NARUTO』は全72巻が揃っているし、少女マンガもある。
『ヒカルの碁』という碁のマンガも人気なのか何冊も並んでいる。
それもなんとカテゴリーが「MANGA」じゃないか。わお。

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          写真に写っているのが半分くらい。
          
アメリカのマンガは「Graphic Novels」というので
MANGAコーナーにあるのは全て日本のマンガということになる。

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普通の地元の公立中学校(1400人の生徒がいて日本人は数人)に
普通にある「MANGA」コーナー。
日本への親近感、大きなドアがここにある。



Posted by 船長
category:もの  系
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